「6つのノート術」あなたにおすすめなのはどれ? Yes/Noチャートですぐわかる!

6つのおすすめノート術

みなさんは、普段どのようにノートを取っていますか?

「罫線やマス目に沿って文字を書いていくだけ」という “普通の取り方” も決して悪くはありませんが……あなた自身の性格や学習環境に合ったノートの取り方を試してみるのも、ひとつの手です。

試しに、以下のチャートをやってみてください。

6つのおすすめノート術チャート

どこにたどり着いたでしょうか? それが、今のあなたに最も適したノート術かもしれませんよ。海外メディアの情報なども参考に、これらのノート術をひとつひとつ紹介していきましょう。

1. マッピング・メソッド

まずは、「講義後にノートの整理をいつもしていて」「絵で見て覚えるタイプで」「復習に時間をかけてもいい」という人向けの「マッピング・メソッド」です。

マッピング・メソッドとは? 6つのおすすめノート術

これは、項目を時系列でまとめたり、項目ごとのつながりを矢印などを使って絵で表したりしながら、ノートに書き出す方法です。思考整理の際に使う「マインドマップ」にも似ていますね。大量の文章をノートに書いても覚えられないような場合に、視覚の力を使って記憶定着を促せます

【「マッピング・メソッド」ノートの作り方】

  1. ノートの中心にメイントピックを据える
  2. メイントピックからサブトピックへとマップをひろげていく
  3. サブトピックの下に詳細を書いていく

【「マッピング・メソッド」のメリット】

  • 視覚学習者(絵で見て覚えるタイプ)におすすめ
  • 項目ごとのつながりを理解しやすくなる

2. ボックス・メソッド

「講義後にノートの整理をいつもしていて」「絵で見て覚えるタイプで」「復習にあまり時間はかけたくない」という人におすすめなのは「ボックス・メソッド」です。

ボックス・メソッドとは? 6つのおすすめノート術

これは、複数ページにまたがる項目を1ページにまとめて見やすくするための技術です。重要単語や重要コンセプトだけをまとめた箱(=ボックス)を作るので、復習がスピーディーに行なえます。単元ごとに覚えるべき項目が多いような科目・資格試験を勉強する際に重宝するでしょう。ノートを整えて構成できるのも利点です。

【「ボックス・メソッド」ノートの作り方】

  1. 通常のノートと同じように、メイントピックを書いておく
  2. メイントピックの下に、関連するサブトピックと詳細を書いていく
  3. 新しいトピックに移動したときは、少しスペースをとって書く
  4. 各トピックに関連する項目は四角で囲んでいく

【「ボックス・メソッド」のメリット】

  • トピックごとに囲むので、視覚学習者にとってわかりやすいノートになる
  • 復習の際は、それぞれのボックスを見るだけでいい

3. コーネル・メソッド

「講義後にノートの整理をいつもしていて」「絵で見て覚えるタイプではなくて」「ノートをきれいに書きたい」という人におすすめなのが「コーネル・メソッド」です。ノートがいつもぐちゃぐちゃで、あとで見返す気が起きないような人こそ、このノート術を採用してみましょう。

コーネル・メソッドとは? 6つのおすすめノート術

「コーネル・メソッド」とは、コーネル大学のウォルター・パーク教授によって1940年に開発されたノートの取り方です。ノートの紙面を3分割し、「キーワードを記入するセクション」「まとめを記入するセクション」と分けるため、復習が高速で進みます。試験を控えている際に特に使えますね。

【「コーネル・メソッド」ノートの作り方】

  1. 1ページを3分割し、右上の「ノートセクション」、左上の「キーワードセクション」、下段の「まとめセクション」に分ける
  2. 講義を受けている最中は、ノートセクションに図や解説を書き込んでいく。また、講義中に出てきた重要項目はキーワードセクションに記入しておく
  3. 講義後、まとめセクションにそのページのまとめを数行で書く

【「コーネル・メソッド」のメリット】

  • 整理されたノートが簡単に作れる
  • 重要項目やまとめを書くスペースが各ページにあるので、そこを見返せば復習になる

4. SQ3Rメソッド

「講義後にノートの整理をいつもしていて」「絵で見て覚えるタイプではなくて」「ノートも整っていなくていい」という人におすすめなのが「SQ3Rメソッド」です。

SQ3Rメソッドとは? 6つのおすすめノート術

これは、アメリカの教育心理学者フランシス・P・ロビンソン氏が1946年に考案した、教科書での勉強を効率的に行なうための技術です。下調べ(Survey)や自問(Question)を通して、知りたいことを事前に明らかにしておくため、より能動的に学習に取り組むことが可能。たとえば「難しいテキストを扱うときに、前もって深く理解しておきたい」といったときに重宝するでしょう。

【「SQ3Rメソッド」ノートの作り方】

  1. テキストを本格的に読み進める前に、「下調べ(=Survey。見出しや図に目を通し、おおよその内容を把握する)」と「自問(=Question。自分が知りたいことを明らかにさせる)を行なう

  2. 自問の作業で生じた疑問に対する解を探しながら本を読んでいく(=Reading)

  3. Reading作業で得た解を自分なりの言葉に変換する(=Recite)

  4. ここまでで覚えたことをまとめてみる(=Review)

【「SQ3Rメソッド」のメリット】

  • ただテキストを読むだけでなく、より能動的な学習が可能
  • 読んだ内容が本当に頭に入ったの確認もできる

5. センテンス・メソッド

「講義後にノートの整理をすることは少なく」「口頭説明が多い講義を受けている」という人にすすめるのが「センテンス・メソッド」です。

センテンス・メソッドとは? 6つのおすすめノート術

聴講しながら、重要だと思われる部分だけをピックアップしてまとめていきます。板書きの内容や話したことをそのままノートに書くのではなく、自分の頭で理解してまとめ直すという作業が発生するため、負荷は少々高いですが密度の濃いノートを作ることが可能です。復習の際も見やすいでしょう。

【「センテンス・メソッド」ノートの作り方】

  1. 見出しを使って、メイントピックをわかりやすくしておく
  2. 何が重要なのかを考えながら、1行にひとつずつ、自分なりの言葉でまとめる
  3. 新しいトピックに移動したら、1行空けて次の文章を書いていく

【「センテンス・メソッド」のメリット】

  • 講義中に、情報をコンパクトに整理できる
  • ゆえに復習も楽になる

6. アウトライン・メソッド

「講義後にノートの整理をすることは少なくて」「講義のときの口頭説明がそれほど多くない(板書が比較的多い)」という場合におすすめなのが「アウトライン・メソッド」です。

アウトライン・メソッドとは? 6つのおすすめノート術

5で紹介した「センテンス・メソッド」は口頭説明が多い場合に使いたいノート術でしたが、こちらの「アウトライン・メソッド」は、口頭説明にあまり追われず時間の余裕がある場合におすすめ。より整理されたノートをつくることができます

【「アウトライン・メソッド」ノートの作り方】

  1. 講義の初めに、メイントピックをノートの一番上に書いておく
  2. メイントピックの下にサブトピックを書く
  3. サブトピックの下に詳細を整理しながら書き込んでいく

【「アウトライン・メソッド」のメリット】

  • ノートがそこそこきれいにまとまる
  • メイントピックとサブトピックの関係性がわかりやすい

***
以上、6つのノート術をご紹介しました。ご自身が該当するシチュエーションに応じて、ぜひ試してみてください。

(参考)
OXFORD LEARNING|How To Take Study Notes: 5 EFFECTIVE NOTE TAKING METHODS
Medium|The Best Note-Taking Methods
Medium|Alternative Note-Taking Methods Explained - “The Boxing Method”
学研ステイフル|コーネルメソッドシリーズ
The Peak Performance Center|The SQ3R Method

【ライタープロフィール】
渡部泰弘
大阪桐蔭高校出身。テンプル大学で経済学を専攻。外出時は常にPodcastとradikoを愛用するヘビーリスナー。

会社案内・運営事業

  • スタディーハッカー

    「STUDY SMART」をコンセプトに、学びをもっと合理的でクールなものにできるよう活動する教育ベンチャー。当サイトをはじめ、英語のパーソナルトレーニング「ENGLISH COMPANY」や、英語の自習型コーチングサービス「STRAIL」を運営。
    >> HPはこちら

  • english company

    就活や仕事で英語が必要な方に「わずか90日」という短期間で大幅な英語力アップを提供するサービス。プロのパーソナルトレーナーがマンツーマンで徹底サポートすることで「TOEIC900点突破」「TOEIC400点アップ」などの成果が続出。
    >> HPはこちら

  • strail

    ENGLISH COMPANYで培ったメソッドを生かして提供している自習型英語学習コンサルティングサービス。専門家による週1回のコンサルティングにより、英語学習の効果と生産性を最大化する。
    >> HPはこちら