みなさんは2024年をどのような1年にしたいでしょうか?
2023年は、新型ウイルスによる行動制限が緩和され、リモート勤務からオフィス勤務へ戻るなど、働き方が数年ぶりに大きく変わった1年でした。そんななか、
「オフィスに戻り上司や同僚との距離が近くなったから、いっそう仕事に励んで一目置かれる存在になりたい」
「仕事の忙しさを言い訳にせず、毎日ちょっとずつでも勉強を続けたい」
と考え、自分なりに目標を立てて挑戦してきた人もいると思います。2023年の目標は、うまく達成できたでしょうか?
「思い通りに達成できた!」と充実感でいっぱいな方も、「達成できなかった……」と落ち込んでいる方も、「2024年は、目標を全部達成し、仕事も勉強も成功させたい!」という思いは共通のはず。
そんなみなさんのお役に立つべく、今回は2023年にSTUDY HACKERで公開した300本以上の記事のなかから、最も反響の多かった10本をダイジェスト形式でご紹介します。2023年に多くの方々に支持された記事からさらなる学びを得て、2024年の最高のスタートを切りましょう。
まずは、第10位から第7位の発表です。
【ライタープロフィール】
YG
大学では日韓比較文学を専攻し、自身の研究分野に関する論文収集に没頭している。言語学にも関心があり、文法を中心に日々勉強中。これまでに実践報告型の記事を多数執筆。効果的で再現性の高い勉強法や読書術を伝えるべく、自らノート術や多読の実践を深めている。
- 【第10位】忙しいとき “こう” 言える人は成長する。「忙しい」のかわりに口にしたい言葉4選
- 【第9位】「勉強できる人」と「仕事ができる人」3つの共通点。大切なのは意外にも “性格” だった
- 【第8位】仕事では○○できる人がやっぱり強い。「3つの行動」あなたはできてますか?
- 【第7位】「仕事ができて人間関係にも恵まれる人」の3つのスキル。“○○の言語化” でコミュニケーションが好転する
【第10位】忙しいとき “こう” 言える人は成長する。「忙しい」のかわりに口にしたい言葉4選
仕事が忙しくてもポジティブに乗りきりたいなら、10位の記事『忙しいとき “こう” 言える人は成長する。「忙しい」のかわりに口にしたい言葉4選』をぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
仕事や家事に忙殺されてイライラが極まると、つい「忙しい!」と言ってしまいますよね。ですがじつは、「忙しい」というセリフは、あなたから精神的な余裕を奪うそう。その理由を記事では、公認心理師の山名裕子氏の解説に基づき、脳が「いま自分は忙しい状態だ」と認識してしまうからだと説明しています。
ではかわりにどんな言葉を口にしたらよいのでしょうか? 記事で紹介しているもののひとつが、山名氏もすすめている「大丈夫!」という言葉。
余裕を奪う「忙しい」を「大丈夫」に言い換えれば、気持ちに余裕を生み出せるのです。落ち着いて仕事に取り組めるので、自然と仕事の質も上げていけます。
記事では、ほかにも「忙しい」のかわりに言うとよいフレーズを紹介しています。忙しい毎日を明るく乗りきりたい方はぜひ読んでみてください。
>>『忙しいとき “こう” 言える人は成長する。「忙しい」のかわりに口にしたい言葉4選』
【第9位】「勉強できる人」と「仕事ができる人」3つの共通点。大切なのは意外にも “性格” だった
「どうすれば “仕事ができる人” に近づけるのだろう?」
「社会人でも勉強が必要と言われるいま、“勉強ができる人” になれるよう頑張りたい!」
そんな願いを同時に叶えられるかもしれないヒントを教えてくれるのが、第9位の『「勉強できる人」と「仕事ができる人」3つの共通点。大切なのは意外にも “性格” だった』。記事で紹介されている「勉強ができる人」と「仕事ができる人」の共通点を意識して身につければ、勉強と仕事どちらの能力を上げるのにも役立つ可能性があります!
共通点うちのひとつは「物事をつなげて考える」という点です。日常生活のなかで吸収した知識どうしをつなげ、応用するといったことを指します。
勉強の面で言うと、物事をつなげて考える力は、すでにもっている知識を組み合わせて問題の答えを導ける力となります。実際この力は、東大の入試で、知識の多さよりも重視されているのだとか。
また仕事の面で言うと、物事をつなげて考えられる人は、未知の事柄に直面しても、過去の経験から類似点を探し出して目の前の状況に当てはめ、対応することができます。これを「アナロジー思考」といい、関連づける癖がつけば、思考の幅が広がりやすくなるそうですよ。
勉強ができる人と仕事ができる人には、ほかにどんな共通点があるのか気になりませんか? ぜひ記事を読み、勉強と仕事の双方に通じる力を学ぶことで、成長速度を上げていきましょう!
>>『「勉強できる人」と「仕事ができる人」3つの共通点。大切なのは意外にも “性格” だった』
【第8位】仕事では○○できる人がやっぱり強い。「3つの行動」あなたはできてますか?
「仕事で結果を出せる人になりたい!」と願うあなたにおすすめなのが、第8位の『仕事では○○できる人がやっぱり強い。「3つの行動」あなたはできてますか?』。仕事において「これができると強い!」と言われる習慣を取り入れれば、たとえ行き詰まりや焦りを感じても、現状を打破できるはずです!
その習慣のひとつとして記事が取り上げるのが、「よい質問をする」こと。というのも、質問力を高めれば、相手から本音を引き出しやすくなるからです。
たとえば、営業の仕事をしている人が、質問を通して相手の本音をつかめれば、相手に合ったサービスを提案でき、契約につなげられるでしょう。このように、質問力を高めると、仕事を有利に進められるのです。
その質問力を上げる方法として、記事では、博報堂のクリエイティブプロデューサーとして数々の広告を手がけたひきたよしあき氏がすすめる「タテ型ドリル・質問法」を紹介しています。「5W1H」を用いながら、同じテーマを3回ほど深掘りして聞くという手法です。
商談相手:
「最近運動を始めたんです!」
あなた:
「なんの運動を始めたのですか?(what)」
「なぜ運動を始めたのですか?(why)」
「いつ運動しているのですか?(when)」
(※記事よりまとめた)
このように深掘りの質問を重ねながら、相手が進んで情報を提供してくれるような場を作り出せば、本題の商談でも有利な情報を話してくれる可能性が高まります。
記事では、このほかにも仕事で結果を出せる人になるための秘訣について紹介されています。ぜひ読んでみてくださいね。
>>『仕事では○○できる人がやっぱり強い。「3つの行動」あなたはできてますか?』
【第7位】「仕事ができて人間関係にも恵まれる人」の3つのスキル。“○○の言語化” でコミュニケーションが好転する
「いい人間関係のなかで働きながら仕事の能力を高めていきたい」と思うなら、第7位の『「仕事ができて人間関係にも恵まれる人」の3つのスキル。“○○の言語化” でコミュニケーションが好転する』を読んでみてください。
この記事では、仕事も人間関係もうまくいく人になるために身につけたいスキルのひとつとして、「感情を言語化する」スキルを挙げています。
というのも、他者と協力しながら仕事で成果を出すには、高い「EQ(自分や他者の感情をうまく管理し、活用する能力)」をもつことが欠かせないから。このEQを高めるには、自分の感情を言語化できるようになる必要があるのです。
高いEQをもち、対人関係をいい状態にできれば、それだけ仕事もうまくいきやすくなることについて、記事では次の例が紹介されています。
上司が「どうすれば、部下が “自ら行動するビジネスパーソン” になってくれるのだろうか?」と悩んでいるとき……
- 上司のEQが低い場合:
→相手の感情を考えずに強い言葉を投げかけ、部下に反発心を抱かせてしまう。 - 上司のEQが高い場合:
→部下の感情に着目し、「〇〇さんの説明には説得力がある。今度のプレゼンも楽しみにしているよ」など、部下が気持ちよく働けるよう声をかける。
このように他人の気持ちを推し量れる人になるには、まず自分自身の感情を理解できることが必要です。それが、いい人間関係にも、仕事の成果にもつながってくるのですね。
では、仕事と人間関係の両方に好影響を与えるほかのスキルとは……? ぜひ記事で確認してみてください。
>>『「仕事ができて人間関係にも恵まれる人」の3つのスキル。“○○の言語化” でコミュニケーションが好転する』
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(※ランキング対象記事:2023年1月1日~12月15日に公開した記事)