タブレット派や手帳派にも。東大生ライターが一冊のB5ノートを激しく勧める理由

スケジュール管理のために、手帳を持ち歩く。何かメモしたい時に、小さなノートに書き込む。大学の講義ではルーズリーフを使う。

スマートフォンやタブレットなど、モバイル情報端末が普及した現代においても、自分の字を紙に書く行為はなくなりません。アイデアを書き留めたり、思いついたことを淡々と書いていくのには、やはり手書きが向いているのでは? 今日はそんな「手書き」の魅力を存分に引き出すための方法をご紹介しましょう。

一冊のノートを持ち歩こう

ルーズリーフや小さな手帳をメモとして利用する人におすすめしたいのが、「一冊のノートを持ちあるく」という習慣です。サイズは一般的なB5サイズがいいでしょう。学生でもないのに、わざわざノートなんて持ちあるく必要があるの? とお考えのみなさん、侮ってはいけません。ノートには他の「紙文具」には負けないメリットがあるんです。

最大にして最高のメリットその1:非常に高い自由度

ノートの良さは、ズバリその「自由度の高さ」です。手帳は日付が書いてあっていかにも「1日ずつその予定を書き込んでください」と言われているようですし、ルーズリーフは26個も穴が空いていてしかも一枚一枚バラバラなので「種類ごとに分けてファイリングしてください」と言われている気がします。

しかし、ノートならそんなことはありません。そこには30枚の紙が連なっているだけ。罫線は引いてありますが、そんなに気にはならないでしょう。大きな文字を書いても、小さな文字を書いても問題ありませんし、必要なら表だってグラフだって、イラストだって書けてしまいます。ページを横断して書き込むことだって簡単にできます。唯一サイズが問題ですが、学生でも社会人でも、B5のノートが入らないくらいのバッグを常用にしている人はなかなかいないはずです。

メリットその2:バラバラにならない連続したページ

ルーズリーフとノートの決定的な違いが、ページが連続しているということ。ノートに書いてしまったことは後から外して分類したり、種類ごとに分けてファイリングしたり……ということができません。だからこそルーズリーフがあり、26穴ファイルが売られているわけなのですが……そもそも、分類をする必要があるのでしょうか。

人間の生活は、時系列で進んでいきます。大学での講義は教授ごとに行われるわけでもなく、一講義ずつ毎日ミックスして進んでいきますし、会社でだって、様々なミーティングやプロジェクトが同時進行で進んでいくことが多いはずです。

それなのに、どうしてメモの段階になると、種類別に分類したくなるんでしょうか。人間は、情報をインプットした時と同じ環境にあれば、アウトプットもしやすいということがわかっています。(参考:Study Hacker|ヒルガードの心理学に学ぶ、記憶した情報をきちんと引き出すコツ

ならば、情報整理もその形式に従いましょう。インプットが時系列なら、その整理も時系列にしてみるのです。一見、後からの確認がしにくいように思えるかもしれませんが、そんなこともありません。同時期に起こったことや考えたアイデアを一緒に把握することができるので、かえって鮮明に記憶が蘇ってくるのを実感できるでしょう。

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メリットその3:忘れない、なくさない。

筆者がルーズリーフと手帳をやめ「ノート一冊生活」に切り替えてから気づいたことがあります。それは、以前に比べて情報の損失が大幅に減り、予定やアイデアを忘れなくなったということです。

ルーズリーフであれば、ファイリングを忘れればなくしてしまうことがありますし、メモや手帳だってサイズが小さいために無くしがちでした。筆者がズボラなだけかもしれませんが、そういう悩みを抱えている人って、結構多いはずです。でも、ノートならそんなこともありません。一冊しかないわけですから、どこに書いたか忘れるはずもありませんし、ファイリングの必要もありません。時間の節約にもなります。サイズが大きいので、忘れていればすぐ気づきます。とにかく、なくす、忘れる、が格段に減ったのです。今や生活必需品とも言える存在です。

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今までの習慣を変えるのは、結構勇気がいるものです。ですが、その少しの勇気で生活が一変するとしたら? ストレスがなくなり、毎日が過ごしやすくなるとしたら? ぜひチャレンジしてみてください。

なお、「勉強ノート術7選! 東大生・京大生おすすめ」では、ほかのノート術も紹介しています。ぜひご参照ください。

(参考)
Study Hacker|ヒルガードの心理学に学ぶ、記憶した情報をきちんと引き出すコツ

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