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「はったり」と聞いて、みなさんはどんなイメージを持ちますか。
見栄っ張り、嘘付き、などのネガティブな印象を思い浮かべた人が多いのではないかと思います。
しかしビジネスにおいては、はったりをきかせることで、自分の力を最大限に発揮することができるかもしれません。
今回は、はったりの有用性について考えてみたいと思います。

badge_columns_1001711そもそもはったりとは

国語辞典にははったりの意味として次の用法が載せられています。

1 相手を威圧するために、大げさな言動をしたり強気な態度をとったりすること。また、その言動。「―をかける」「―をきかせる」
2 なぐること。また、おどすこと。
(引用元:goo辞書|はったり)

今回扱うのは1の用法。改めて読んでみても、あまり良い印象は受けませんよね。

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badge_columns_1001711ビジネスにはったりが必要!

しかし、「ビジネスに「はったり」は必要か?」というテーマで行われたオンライン調査では、92%がYESと答える結果に。
多くの人が、ビジネスにおけるはったりの重要性を認識しているということが分かります。

YESに投票した人の意見として、次のようなものがありました。

自信のない態度からは、自分の実力以上の仕事はなかなかできないと思います。嘘にならない程度のはったりをかまして、それを証明していくのがいいのでは?
(引用元:ewoman|円卓会議リポートデータベース)

大きな目標を立てることで、自分の実力以上の結果を出すということですね。
また、相手にはったりをかけることは、同時に自分へもはったりをかけることにもなるので、自己暗示の効果を期待できます。
自己暗示の重要性については、以前StudyHackerでも紹介しています。
(参考:成功者に学ぶ。ポジティブな自己暗示で行き詰まりを打破する方法。
はったりをうまく使えば、自分の実力を伸ばすことができるのですね。

Many identical businessmen clones. Businessman production concept

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badge_columns_1001711孫子も重要視していたはったりの効果

『孫子』という、中国春秋時代に書かれた兵法書があります。現代でも世界中で注目されており、これを企業経営に生かそうという試みも活発に行われています。
実は、この『孫子』の中でも、はったりの有用性は説かれていました。
『孫子』には、次のような一節があります。

昼戦には旌旗を多くし、夜戦には鼓金を多くす。人の耳目を変ずる所以なり。
(引用元:福田晃市(2015)『実践版「孫子の兵法」で勝つ仕事術』明日香出版社)

つまり、「昼の戦いでは旗を多く立て、夜の戦いではたくさんの銅鑼や太鼓を鳴らす。そうすることで、敵を欺く」ということ。
このはったりによって、敵にこちらの軍勢を多く見せ、おびえさせたり攻撃をとどまらせたりすることができます。
はったりも立派な戦略なのです。
これをビジネスに置き換えてみると、「軍勢=自信」と見ることができます。
自信のなさを相手に見せてしまうと、頼りないやつだと思われて、チャンスを逃してしまう可能性があります。
少し自信がないなと思っても、相手にそれを悟らせない「はったり」が必要。
自信があるように振る舞い、相手の信用をゲットしましょう。

***

はったりには、自分の実力を伸ばすことができたり、相手の信用を得ることができたり、といったプラスの効果があることが分かりました。
もちろん、全くできもしないことを言ったり、嘘をついたりするのはご法度。
さまざまなビジネスシーンで、はったりをうまく使いこなしていきましょう。

参考
goo辞書|はったり
ewoman|円卓会議リポートデータベース
福田晃市(2015)『実践版「孫子の兵法」で勝つ仕事術』明日香出版社


京都大学工学部電気電子工学科一回生。カリタス女子高等学校卒業。宇宙開発に興味あり。高校では演劇部に所属。文化祭執行部に入り、文化祭に積極的に参加。大学では硬式女子テニス部に所属。