読みたい本や探している本があって、図書館に行くこと、よくありますよね。
でもいざ図書館に行ってみたら、探していた本が借りられていたり、所蔵されていなかったりした経験はありませんか?また地域の図書館だとそのエリア(横浜なら横浜市内の図書館のみ)の情報しか出てこないのも難点です。
今回は、そんなお悩みを解決してくれる、日本最大の図書館検索サイト、『カーリル』をご紹介します。
カーリルって?
カーリルは全国6,000以上の図書館から リアルタイムの貸出状況を簡単に検索できるサービスです。
使い方はいたって簡単。
1.市町村を選択
2.探している本の題名を検索(具体的な書籍名でではなく「ハワイ パンケーキ」のような気になるワードでも大丈夫)
これだけで、自分の住む地域にある図書館のどこにその本が所蔵されているかが、一覧で表示されます。さらに、それぞれの図書館でその本の貸し出し状況もわかるのです。
カーリルのここがすごい!
カーリルは全国の図書館の72%に対応(2015年1月20日現在)、大学図書館なども検索対象に含まれています。更に、検索した本の予約も自宅で済ますことができます。これで、検索したはいいものの、実際に図書館に行ったら借りられていた……なんてこともありません。
また、amazonとのリンクもされていて、検索ページからamazonの詳細ページへ飛べるので、検索した本をamazonで購入することもできます。
本のレビューサイトへのリンクも本ごとに表示されていて、借りる前に、その本を読んだ人の感想も知ることができます。
いかがでしたか?
実際に図書館に行く前に、自宅で所蔵、貸し出し状況がわかるこのサイト、本当に便利でおすすめです。
『カーリル』
論文検索は日本が誇る国立国会図書館で
上記でご紹介したカーリルで探せない情報があります。それは専門的な論文です。あなたが何か専門的な情報を調べたいとき、国立国会図書館ならきっと探している論文を見つけられます。もちろんこちらも検索なので、具体的なタイトルが分からなくても研究テーマの単語を入れるだけで関連論文がズラリ。
たとえば「犬 心臓」と検索すると犬の心臓に関する論文が22本。 「東京五輪 情報」と入れると、雑誌や論文に加えてテレビ局の会報誌まで表示されました。
***
いかがでしたか。 これだけ情報があふれかえっている今の時代。この情報をうまくコントロールでき、思い通りに操れて初めてよりよいアウトプットが可能となります。私たちが子供の頃のように「暑い中本屋さんに行ったけど、お目当ての本がなくて帰ってきた」なんて、時間ややる気のロスにならないよう、ぜひこれらのシステムをを活用してください。
