学習習慣は「科学的に」身につけよう! 勉強を続けるために私が実践した4つの方法。

新しい仕事を始めたものの、知識が足りず戦力になれていない。さらにキャリアアップするために、資格を取得したい。しかし、勉強が習慣化できずについつい怠けてしまう……。そう悩んではいませんか?

学習習慣は、ビジネスパーソンにとって必須なもの。しかし、忙しい毎日の中で勉強を継続的に取り組むのは難しいことですよね。そこで今回は、勉強を習慣化するための方法を考えてみましょう。

勉強の習慣化が難しい原因

そもそも、勉強の重要性は誰もが理解していますよね。社会で活躍したり、よりレベルの高い仕事をこなしたりするには、知識が必要不可欠。多くのビジネスパーソンが、日々、資格の取得などを目指して勉強に取り組んでいることは言うまでもありません。

しかし、ではなぜ勉強を習慣化できないのでしょうか。そこには、科学的な理由があったのです。

・勉強の成果が見えない 試験などがあればまだ点数がありますが、ほとんどの場合には勉強は成果が目に見えません。そのため、やっても達成感を得づらく、モチベーションが維持しにくいのです。

・「勉強=つらいこと」と捉えている 勉強に対してネガティブなイメージを持っていると、自ずと勉強から遠ざかってしまいます。特に勉強が苦手だった方に多いのですが、このイメージを払拭できなければ勉強の習慣化はできません。

・意志力に頼っている 勉強は、科学的なメソッドによって取り組むべきもの。意志力に頼っていては、その時のコンディションなどによって大きく左右されてしまいます。それでは、勉強に取り組むことは難しいでしょう。

勉強において、「やる気」「根性論」「精神力」といった言葉はNGワード。科学的な方法で行えば、誰でも効率的かつ確実に勉強を習慣化できるのです。

そこで今回は、科学的な根拠のある「勉強を習慣化する方法」を4つご紹介します。これらを実践すれば、誰でも学習習慣を身に付けられるはずですよ。

勉強を習慣化するためにとった方法

1. 成果を目に見える形にする

まず、自分が勉強した量が視覚的に分かるようにするため、「ぬり絵勉強法」を採用しました。こちらの記事『勉強嫌いの私が1年で3000時間勉強して京大に合格した「ぬり絵勉強法」』で紹介されている「ぬり絵勉強法」は、勉強の成果の視覚化にピッタリ。勉強した時間分マスをぬりつぶすだけの非常にシンプルなものなので、忙しいビジネスパーソンでも気軽に取り入れられますね。

方眼紙を用意せずとも、現在はスマホアプリがリリースされていますので、スマートフォンさえあれば実践できます。筆者も自身のスマートフォンでインストールし、毎日勉強するたびに使っています。

2. 開始5分は簡単なものをする

何かを始める際に、最初は憂うつだったけど始めてみたら意外と集中してあっという間だった、なんて経験はありませんか? これは脳科学でいう「作業興奮」という現象です。人間の脳は「側坐核」という部分がやる気を司っているのですが、これはある程度の刺激を受けることで活動を始めます。つまり、何も刺激がない状態ではやる気を出してはくれないのです。

そのため勉強も、いきなり難しい問題に挑戦するのではなく、簡単な計算ドリルを解いたり、前回の復習をしたりして、少しずつエンジンをかけていくようにしましょう。他にも、字を丁寧に書く、脳トレといわれるクイズを解くなどの方法もありますので、ご自身がやる気の出そうなものを選んでみてくださいね。

3. 常に勉強できる環境を整えておく

いざ勉強を始めようと思っても、机の上を片付けて、参考書と筆記具を用意して、分からないところがあったら辞書を探して……、といちいち手間取っていては、勉強する気も失せてしまいます。そのため、常に勉強できる環境を整えておきましょう。

具体的には、 ・勉強道具は揃えておく ・机の上は必要最低限のものしか置かない ・漫画など娯楽に関するものは見えないところに仕舞う といったところでしょうか。

理想は「机の前に座るだけで勉強が開始できる状態」。とりあえず机の前に座るだけでもいいから、と思えば行動のハードルが下がりますし、そこで準備が整っていればスムーズに勉強を始められますよね。

4. 中途半端なところでやめる

普段勉強をしていると、ついキリがいいところで辞めたくなってしまいますよね。しかし脳科学的には、中途半端なところで辞めたほうが勉強を習慣化しやすいことが分かっています。

「ツァイガルニク効果」をご存知でしょうか。ブリタニカ国際大百科事典では、以下のように説明されています。

いくつかの課題を学習するに際して,それらの課題を完全に学習した場合よりも未完了の場合のほうがその課題の種類がよく想起されるという現象。

(引用元:コトバンク|ツァイガルニク効果

つまり、完了させたものは忘れやすく、未完了なものは忘れにくいということ。たしかに、中途半端な状態で止まっているタスクや勉強があると、つい気になってしまいますよね。その気持ちが、次の学習へのハードルを下げてくれるのです。

そのため、学習はページごとにキリよく区切るのではなく、例えば時間で区切ったり、あえて途中で終わらせたりするように意識してみてみましょう。

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やってみて感じたこと、分かったこと

今回、勉強を習慣化させるに当たって、取り入れたのは以上の4点です。どれも気軽に試せるものでありながら、たしかな効果を実感できました。

以前は、勉強をしようと思ってもつい部屋を掃除したり漫画に手が伸びたりしてしまうこともあったのですが、今ではごく自然に勉強に取り組めています。特にぬり絵勉強法は、画面がカラフルになっていくたびに達成感を持てましたし、学習時間が足りていない科目なども一目で確認できたのでバランスよく取り組めました。

最初に簡単なものを取り入れたり、学習環境を整えたりすることで集中力を高めやすく、維持しやすくなり、学習時間も伸びました。また、中途半端なところで終えることで、時間が空いた時にはすぐに勉強に取り掛かれています。

*** どれも科学的に証明されている方法ですが、自分自身が体験してみて、あらためてその効果を実感することができました。皆さんも、ぜひ4つのコツを押さえて効率的に勉強に取り組んでくださいね。

(参考) STUDY HACKER|勉強嫌いの私が1年で3000時間勉強して京大に合格した「ぬり絵勉強法」 STUDY HACKER|大ヒット記事「ぬり絵勉強法」がスマホアプリになりました!春から勉強時間を記録しよう。 STUDY HACKER|家では集中できないのはなぜ? 自宅作業のための環境作り3つのコツ。 XLabonline|作業興奮の効果を知って、やる気の出ない自分をコントロールしよう! ダイヤモンド社書籍オンライン|邪魔をされると目標達成しやすくなる コトバンク|ツァイガルニク効果

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