勉強嫌いの私が1年で3,000時間勉強して京大に合格できた「塗り絵勉強法」

勉強嫌いの私が1年で3000時間勉強して京大に合格した「塗り絵勉強法」

勉強嫌いにとっての一番の悩みは、勉強に取りかかる気が起きないこと。勉強は「量より質」と言われることがあるものの、ある程度の量は必要不可欠です。

けれど、嫌いな勉強に取りかかり、しかも長時間続けるなんて、至難の業。筆者もそうでした。

そんなときに教わったのが、方眼紙を使う「塗り絵勉強法」です。この方法を使えば、楽しみながら勉強時間を伸ばせますよ。

必要なものは方眼紙とペン

B5の方眼紙とペンを用意しましょう。

重要なのはペン選びです。ペンの色と勉強内容が対応します。

たとえば……

  • プログラミング→青
  • デザイン→緑
  • マーケティング→黄

自分の好きな色を選べば、やる気が長続きしやすいですよ。

プログラミングは青のペン、デザインは緑のペン、マーケティングは黄のペン

15分勉強したら1マス塗る

さっそく始めてみましょう。

方眼紙の1マスめに、今日の日付を書きましょう。今日の塗り絵は、このマスから始まります。

この塗り絵では、1マスが15分です。

いまから30分、マーケティングを勉強するとします。そうしたら、黄色のペンで2マス塗りましょう。

45分なら3マス、1時間なら4マスです。

はみ出さないよう、きれいに塗りましょう。ペンで丁寧にマスを埋める作業は、なかなか楽しいものですよ。

青・緑・黄のペンを使い塗り絵勉強法を実践した例

あなただけの模様ができる

まずは1週間、続けてみてください。

塗った面積が、だんだん増えてきます。カラフルな正方形や長方形が並んで、とてもきれいです。

これは自分が勉強した成果なのですから、愛着が湧かないわけがありません。気づけば、色を塗るために勉強するようになるでしょう。

友だちも巻き込めば、どこまで塗ったか競争できるので、さらにやる気が出ます。

4色で塗ったカラフルな長方形

楽しみながら勉強バランスを管理

塗り絵勉強法は、やる気を引き出すだけでなく、さまざまな分野をバランスよく勉強するのにも役立ちます。

1色だけより、カラフルなほうが楽しいですよね? きれいな組み合わせで塗ろうとすると、多くの分野を勉強できるのです。

最近、緑が少ないな。デザインの勉強してないや」と、取り組んでいない分野もひとめでわかります。

***
筆者は受験生のとき、ぬり勉強法を高3の春に始め、二次試験の前日までずっと塗り続けました。計算してみれば、総勉強時間は約3,000時間。

勉強嫌いの筆者が、よくもまあ、こんなに勉強できたものです。やってみる価値がある気がしませんか?

繰り返しですが、必要なものは方眼紙とペンだけ。ぜひ今日からでも始めてみてください。

【ライタープロフィール】
新城藍里
京都大学工学部電気電子工学科一回生。カリタス女子高等学校卒業。宇宙開発に興味あり。高校では演劇部に所属。文化祭執行部に入り、文化祭に積極的に参加。大学では硬式女子テニス部に所属。

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