ビジネスパーソンとして学び続ける重要性はよくわかっているけれど、勉強は苦手……。そんなあなたに、無理なく・楽しく・効率よく学ぶのに役立つツールを紹介しましょう。学びを促進してくれそうな「5mm方眼罫入りの付箋」です。
勉強に少し苦手意識があり「勉強するなら楽しくやりたい!」と常々思っている筆者が、実際にそれを使ってみながら詳しく説明します。
楽しく効率よく学ぶためのふたつの要素
無理なく学べる方法を探し続けている筆者が今回発見した「5mm方眼罫入りの付箋」には、【方眼罫】と【付箋】というふたつの要素が入っています。もともとこれらは、筆者にとって “楽しく効率よく学ぶ” ための大事な要素でした。
【方眼罫】で書きやすい
方眼ノートで勉強すると、以下のメリットがあります。
- マス目があるので、定規なしでも線が引ける
- 図表やイラストが描きやすい
筆者が特に重要だと感じるのは、図やイラストが描きやすいという点。勉強では文字だけを書くより図やイラストも描くほうが、楽しいうえに記憶がしやすいからです。こちらは、以前筆者が図やイラストを描きながら勉強した方眼ノートです。
株式会社ショーケース代表取締役会長・ビジネス作家・知的生産研究家の永田豊志氏も、自身が提唱する図を用いた勉強法――図解式勉強法(バラバラになっている情報をつなげて、図にまとめあげる勉強法)には、次のようなメリットがあると伝えています。
- 全体を理解しやすい
- 少ない労力でできる
- 記憶を引き出しやすい
- 効率的である
- 勉強が楽しくなる
(参考およびカッコ内引用元:ITmedia エンタープライズ|驚きの「図解式勉強法」とは何か?)
それに、方眼ノートは文字や図、イラストが混在しても、規則正しいマス目のおかげで、なんとなくまとまって見えるのではないでしょうか。ですから、「ノートが汚くなっちゃった」「きれいに書かなきゃ」といったストレスやプレッシャーを特に感じることなく、どんどん勉強を進められるのです。
【付箋】で勉強が楽しくなる
また、学ぶのが退屈に感じるとき、気分が乗らないときなどには、いろんなカラーの付箋を使うと効果的。色の変化を楽しみながら、まとめた情報をパズルのように組み合わせていると楽しくなり、気分転換にもなるからです。こちらは、以前筆者が付箋で勉強した例です。
楽しいだけではありません。付箋ごとに情報を区切ると、“これだけ覚えよう” “ここまで覚えよう” と割りきりやすいですし、貼ったり剥がしたり入れ替えが自由なので、情報の修正や更新も簡単です。
なおかつ、付箋を使うと脳がより働いてくれる可能性もあります。手書きだけでも脳をたくさん使うのに、それに付箋を使う動作が加われば、いっそう脳を使うことになるからです。
脳神経内科・認知症の専門医である長谷川嘉哉氏によると、筆記具を選び、文字を書き始める場所や形状を選び、漢字・ひらがな・カタカナを使い分け、指を使って細かい作業をする “手書き” は、脳をたくさん使うのだそう。ちなみに、漢字・ひらがな・カタカナを処理する脳の部位は、それぞれ異なるのだとか。
そうしたことから長谷川氏は、脳をたくさん使う “手書き” が、脳にいいのは当たり前だと伝えています。
(参考:STUDY HACKER|医師「手書きが脳にいいのは当然」――脳を刺激する “最高のアナログ習慣” してますか?)
だとすれば、それに付箋特有の動作(色を選ぶ、貼る位置を考える、貼る、剥がす、色を区分ける、色を組み合わせるなど)が加わると、ますます脳は広範囲に使われるのではないでしょうか。
学びにいい要素が詰まったツールを発見!
そして、その【方眼罫】と【付箋】が合わさったものが、今回発見した5㎜方眼罫の付箋――ナカバヤシ株式会社の「w/U ノート付箋 スクエア」です。(Amazon / ナカバヤシダイレクトショップ)
普通の付箋(写真の付箋は75×75mm)よりちょっと大きめの98×98mmサイズ。
これは「w/U -watashi no sobani-」というシリーズのひとつで、コンセプトは「がんばるあなたに寄り添う文房具」とのこと。表紙つきなので、保管したり持ち運んだりする際にも、1枚めが汚れにくいのがいいですね。(参考およびカギカッコ内引用元:ナカバヤシ株式会社|w/U ノート付箋 スクエア スモーキーブラック)。
表紙を開けて中身を見てみると――あれ? 意外と付箋自体は色が薄い。個人的には、もう少しだけ濃くてもいいような気がします。
ちなみに、普通の付箋はおおむね上部だけに糊がついていますが、この「w/U ノート付箋 スクエア」の場合は、糊がついてる部分が広いので、全体がやんわりとくっついてくれます。
上部だけに糊がついているタイプだと、ノートなどに貼ったとき、ペロッとめくれあがってきてしまいますが、全体がやんわりくっついてくれる「w/U ノート付箋 スクエア」なら、そのストレスがありません。
では、さっそく使ってみましょう。
5㎜方眼罫の付箋を使って勉強してみた
方眼罫の入った付箋に図やイラストを描きながら勉強を進め、ノートにどんどん貼ってみました。
もう少し付箋の色が濃かったら、もっと色合いを楽しめたかな? とも思いますが――書き込む際に邪魔をしない、最適な色の濃度だったのかもしれません。気がついたら、没頭していました。
少し大きめサイズもいいですね。普通の付箋だと、すぐに文字や図でいっぱいになってしまいますが、この付箋にはよりたくさんの情報を書き込めました。
そして、うっすらと浮き上がった5mm方眼罫は、さりげなく図やイラストのレイアウトをサポートし、乱雑な文字も目立たなくしてくれた印象です。
なお、色を選んで、書いたり貼ったりしながら勉強するのは、いつも付箋を使うときと同じように、楽しく行なえました。付箋ごとに情報を区切りやすく、細かく分類して覚えやすいのもいつも通りです。
(付箋の中身参考:コスモス薬局グループ|令和元年6月 たんぱく質)
そのなかで、普通の付箋との大きな違いを感じたのはやはり、ペロンと下のほうがめくれ上がらないことでしょうか。全体がくっついてくれるからです。かといって、糊がまんべんなくついているわけではないので、ベターッとくっつくことはなく、剥がしたいときはスムーズに剥がすことができます。
こうしてできあがった付箋ノートをずっと眺めていたら、最初は薄くてちょっと不満だった付箋の色も、十分な気がしてきました。罫線も薄めで主張しすぎず、思考の邪魔をしません。集中するには、このくらいがちょうどいいのかもしれませんね。
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やんわり全体が貼りつく、薄めカラーの5mm方眼罫付箋で勉強してみたら、いつも以上に楽しく勉強でき、集中することもできました。よろしければ、お試しくださいね。
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ナカバヤシ株式会社|w/U ノート付箋 スクエア スモーキーブラック
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(付箋の中身参考)
コスモス薬局グループ|令和元年6月 たんぱく質
STUDY HACKER 編集部
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