【決定版】勉強のやる気が出ない原因&出す方法10選

勉強のやる気が出ない原因-05

勉強しなければいけないのはわかっているけれど、なかなかやる気になれない……」とお悩みの方に、集中して勉強しやすくなるおすすめの方法をご紹介します。「やる気が出ない」という心の状態には、必ず原因があるもの。自分を振り返り、やる気が出ない理由を突き止めましょう。

目標を明確にする、勉強時間を記録する、適度に休憩をとる、環境を整えるなど、自然と意欲が湧いてくるコツを具体的に説明します。勉強へのやる気が湧いてくるような名言も紹介するので、参考にしてみてください。

勉強のやる気が出ない原因

まず、勉強へのやる気が出ない原因を明らかにしましょう。以下に挙げる10個のうち、いくつ当てはまっていそうですか?

机まわりが散らかっている

「やる気が出ない」と感じるのは、机の周辺や部屋全体が散らかっているからかもしれません。

環境と生産性の関係などを研究するリビー・サンダー助教授(オーストラリア・ボンド大学)によると、物理的な環境は人間の感情や意思決定に影響を与えるため、散らかった部屋はストレスや不安をもたらしうるのだそう。部屋の乱雑な状態が常に目に入り続けることで集中力が低下するほか、家庭における物の多さに困っている人は、物事を先延ばしにする傾向があるとのことです。

あなたの部屋はどうでしょう? 机やテーブルの上が勉強と関係のない物でいっぱいになっていたり、床に物が散乱していたりしませんか? もし当てはまるのであれば、「なんだか落ち着かなくて勉強する気になれない」「いますぐ勉強しなくてもいいよね」とやる気になれない理由は、部屋の汚さにあるのかもしれません。

部屋の居心地が悪い

やる気になれないのは、部屋の温度や湿度が快適ではなく、居心地が悪いと感じているからかもしれません。家庭用温度計・湿度計などの製造販売を手がける株式会社クレセルは、「快適な室内の温度・湿度」の基準として以下を目安にしているそう。

  • 夏:25~28度、55~65%
  • 冬:18~22度、45~60%

暑すぎたり寒すぎたりするのはもちろん、湿りすぎ・乾きすぎの環境はストレスのもと。湿度の高すぎる部屋はカビ・ダニの住み家となりますし、乾燥した部屋では眼球や喉の乾きを感じます。やる気が出ない日は、部屋の温度・湿度を計り、上記の範囲に収まっているか確認してみてください。

勉強の必要性を感じていない

勉強をやる気になれない理由は、明確な必要性を感じていないからかもしれません。たとえば、「TOEIC対策の勉強をして、少しでも高い点をとったほうがいいかな」と思ったとします。しかし、なかなか行動を起こせません。

その理由は、「勉強したことによるメリット」と「勉強しなかったことによるデメリット」を具体的にイメージできないからではないでしょうか。「TOEICで○点を達成したら毎月の給与が上がる」「次のTOEICで○点を達成できなかったら永遠に昇進できない」のように具体的なメリット・デメリットが提示されれば、「いますぐに勉強しなければいけない」と感じるはず。

みなさんも、以下の3つについて自問自答してみてください。

  • 勉強という手段によって達成すべき目標は何か?
  • その目標を達成できたらどんなメリットがあるのか?
  • その目標を達成できなかったらどんなデメリットがあるのか?

うまく答えられないのであれば、勉強のやる気が出ない原因は、「必要性を感じられていないから」なのかもしれません。大人になると、子ども時代とは異なり、親や先生に「勉強しなさい」と強いられることはないもの。その代わり、「勉強する理由」は自分で見つけなければならないのです。

具体的に何をどう勉強すべきかわかっていない

「勉強」とは曖昧な言葉です。やる気がまったく出ないのは、具体的に何をどうするのが「勉強」なのかイメージできていないからかもしれません。たとえば、ある資格試験に合格したいと思ったら、以下の情報を把握しておく必要があります。

  • 試験当日の日程
  • 試験の形式
  • 試験範囲
  • 合格点
  • 合格率
  • 過去問の有無

これらの情報を統合して考えたうえで、情報を暗記したり問題を解いたり面接の練習をしたりといったスケジュールを具体的に組んでいく必要があるのです。まだ具体的な勉強計画を立てていないのであれば、「やる気が出ない」というよりも「何をしていいのか検討もつかず、行動が起こせない」というほうが近いのではないでしょうか。

勉強内容が難しすぎる

「勉強したくない」と思うのは、勉強という行為に不快感を覚え、勉強しているあいだ中イライラしてしまうからかもしれません。

不快さを感じる理由は複数ありますが、そのひとつが「内容が難しすぎるから」。テキストを読んでも理解できない、いくら考えても問題を解けない、という状態なら、嫌になるのも無理はありません。

資格試験であれば、2級から3級へと合格目標を下げたり、複数のテキストを読み比べて自分の理解度に合ったものを購入したりなどの対策をとりましょう。

脳が「飽き」を感じている

いったんは勉強を始めたものの、そのうちやる気がなくなったのであれば、脳が「飽きた」のかもしれません。脳科学者・茂木健一郎氏によると、脳には「新しいことを好む」という性質があるそう。「なんの意外性のないものに、脳が飽きてしまうのは当然」なので、退屈だと感じる勉強は続かないのです。「脳は飽きっぽいものなのだ」と自覚し、脳が飽きてしまわないよう工夫する必要があります。

脳に疲れがたまっている

勉強する気が起きない原因は「脳疲労」かもしれません。

脳疲労という概念を提唱した医学博士・藤野武彦氏によると、脳疲労とは、処理能力を超える大量の情報が脳に流れ込んだ影響で、脳が機能不全を起こしてしまった状態。思考・学習を行なう脳の部位「大脳新皮質」だけでなく、自律神経に関わる「間脳」にも悪影響が及ぶため、感情が不安定になります。

脳疲労の原因として挙げられるのが、スマートフォンの使いすぎ。ちょっとした空き時間にスマートフォンをいじるクセがついていると、ニュースサイトやSNSを通して大量の情報が脳に流れ込み、すぐに処理能力を超過してしまいます。「やる気が出ない」と感じている原因は、スマートフォンの使いすぎなのかもしれません。

セロトニンが不足している

「やる気が出ない」と感じる原因は、脳内の神経伝達物質「セロトニン」が不足していることかもしれません。セロトニンには、精神を安定させる働きがあります。セロトニンが足りないと、不安やうつの状態になってしまうそうです。なんだか気分が落ち着かず、やる気が出ないときは、セロトニンが不足している可能性があります。

ドーパミンが不足している

やる気が起きない原因は、「ドーパミン」不足かもしれません。

ドーパミンとは、セロトニンと同じく、精神の安定に関わる神経伝達物質。『奇跡のホルモン・スイッチ 潜在能力を引き出す』(幻冬舎、2019年)などの著書がある薬剤師・加藤雅俊氏によると、ドーパミンは快感や喜びをもたらしてくれるホルモンなので、ドーパミンが不足していると「やる気」を感じられないのだそう。

加藤氏は、ドーパミンが減ってしまう理由として「平穏無事な生活」を挙げています。ドーパミンは「ワクワク、ハラハラ、ドキドキすること」で分泌されるため、刺激のない退屈な状態が続くと、ドーパミンが不足するのだそうです。

あなたは、なぜドーパミンが足りないのか、心当たりがありますか?

睡眠が不足している

「やる気が出ない」と感じる理由は、睡眠の量や質が不十分だからかもしれません。日本睡眠学会の理事である三島和夫教授(秋田大学)によると、睡眠不足の人は脳の「前頭葉」の機能が低下していることから、ネガティブな感情を抑えづらく、不安になったり落ち込んだりしやすいのだそう。

眠いと感じていなくても、要注意。睡眠不足を自覚できていないだけかもしれません。三島教授によると、平日の睡眠時間と休日の睡眠時間に3時間以上の差があれば、睡眠不足の疑いがあるそうです。あなたも、アラームに起こされる日が続いているようであれば、睡眠が足りていないかもしれません。深夜まで起きていませんか?

心が疲れきっている

どうにも意欲が湧かないというなら、ストレスが蓄積し、心が疲れてしまっているのかもしれません。

心身の健康を保つには「自律神経」が正常に働いている必要がありますが、ストレスの影響で自律神経のバランスが崩れると、だるさ・疲れを感じたりなど、さまざまな不調が現れます。一般社団法人・日本臨床内科医会によると、自律神経の乱れによる不調が焦り・不安を生み、さらにストレスが強くなり、症状が悪化する……という悪循環が起こるそう。

「なんとなく不安でイライラする」「物事がなかなか決断できない」といった状態は、ストレスを感じている証です。社会人だと、仕事だけでも疲れは相当なはず。大学生でも、脇目を振らず一日中勉強していればストレスを感じて当然です。勉強へのやる気を出すには、日頃感じているストレスを解消しましょう。

勉強のやる気が出ない原因-01

勉強のやる気を出す方法

勉強へのやる気が出ない原因がわかったら、その原因を取り除きましょう。心理学や脳科学の知見を利用した、勉強のやる気を出す方法を10個紹介します。

机まわりを整える

物が散らかっていてやる気が出ないのであれば、机まわりと部屋全体を片づけましょう。まずは、机の上。置いてある物をいったんすべてどけ、たまったホコリを払います。卓上に戻してよいものは、必ず使う文房具や、関連書籍のみです。

気分を高めるため、好きな小物を飾りたくなるかもしれませんが、集中がそれてしまうので、やめておきましょう。「片付けコンサルタント」の喜々立子氏は、飾りたい物があっても、机に向かって座ったとき視界に入らない場所に置くよう推奨しています。

次に、部屋全体を片づけます。少なくとも、床に物を置かないようにしましょう。床に置いてしまう理由は、ほかに置くところがないからのはず。物を収納する場所がないというのなら、対処法は以下の2択です。

  • 新しい収納用品を買う
  • いまある収納用品に収まりきるまで物を減らす

後者を選んだ場合、「『部屋が散らかりすぎ』それだけで脳に最悪。あなたが『真っ先に捨てるべき』5つのもの」も合わせて読んでみてください。物を捨てる基準をご紹介しています。

部屋で快適に勉強できるよう、温度と湿度を調整しましょう。上にも挙げましたが、目安は以下のとおりです。

  • 夏:25~28度、55~65%
  • 冬:18~22度、45~60%

特に注意してほしいのが、室温。エアコンの設定温度を26度にしても、室温が26度になるとは限りません。室温は、エアコンのリモコンではなく温度計で確認しましょう。温度・湿度を測定できる便利なデジタル時計もあります。

湿度を調節する場合、夏ならエアコンの除湿機能を使うとよいでしょう。冬なら加湿器を用意するか、濡らしたタオルをハンガーに掛けておく方法もありますね。

勉強場所を変える

家族の生活音が大きすぎる、近所で工事しているなど、自宅が勉強に適していない環境であれば、勉強場所を外に求めましょう。

自宅ではやる気が出ない、という人におすすめなのが、図書館や自習室のような、勉強している人がまわりに多い場所。脳科学を専門とする篠原菊紀教授(公立諏訪東京理科大学)は、図書館だとやる気が出やすい理由を以下のように語っています。

図書館には、志を持って勉強に励む人が多い。それを見ると、まるで自分も集中して学んでいるような脳の活動になり、やる気を持続させることができるのです

(引用元:プレジデントオンライン|勉強のお悩み別解決法[効率アップのコツ]

篠原教授によると、人間には「脳と脳が向き合った場合、互いの脳は同じような活動をしたがる」という「ミラーニューロン」のメカニズムが備わっているそう。熱心に勉強している人たちを見ると、私たちの脳は、同じ活動をしたくなってくるのです。

ウォーキングする

「やる気」が出ない理由としては、セロトニン不足の可能性があるのでしたね。セロトニンの分泌を増やすには、ウォーキングがおすすめです。

メンタルヘルスのプログラムや研修を提供する「セロトニンDojo」代表の有田秀穂氏は、セロトニンを分泌させるセロトニン神経を活性化させる方法として、ウォーキングを挙げています。歩行・呼吸といった日常生活レベルの「リズムの運動」と、太陽の光を浴びることが、セロトニン神経の活性化に有効なのだそうです。リズム運動に集中しながらウォーキングを行なうポイントは以下のとおり。

  • 比較的静かな場所・時間帯を選ぶ
  • 最低でも5分、長くて30分

人通りが多く騒がしい場所を歩いたり、時間が長すぎたりすると、むしろ心身が疲れてしまいます。体力をつけることではなくセロトニンを分泌させることが目的なので、適切な場所・時間で行ないましょう。

スマートフォンに触らない

勉強へのやる気を出すには、スマホいじりをやめることも必要です。

東京疲労・睡眠クリニックの院長・梶本修身氏によると、スマートフォンは脳を疲れさせてしまう大きな要因。無限に情報を提示し、脳を長いあいだ興奮させ続けるため、自律神経が疲れてしまうのだそう。自律神経の過労状態が続くと、集中力がなくなったり意欲が湧かなくなったりするとのことです。

自律神経を休ませるため、スマートフォンを使う時間・回数を減らしましょう。たとえば、SNSが大好きな人なら「一日3回まで」という閲覧ルールを設定し、「昼食のあと」「夕食のあと」のように、SNSを見てもよいタイミングを決めておきます。ソーシャルゲームが好きな人も、「一日1時間まで」などのルールを自分で決めましょう。

目標を明確にする

勉強のやる気が出る方法としては、「なんのために勉強するか」「勉強の結果として何を達成するか」という目標を明確に設定することも効果的。心理学者エドウィン・ロック氏とゲイリー・ラッサム氏が1990年に提唱した「目標設定理論」によると、目標を設定することで以下のような気持ちになれるそうです。

  • 能力を発揮したい
  • 目標達成に必要な知識を得たい

ロック氏らによれば、「全力を出す」のように曖昧だったり、簡単だったりする目標よりも、達成の難しい目標を掲げるほうが生産性を上げるのだそう。とはいえ、「達成は絶対に無理だ」と自分でもわかるような目標を設定しても仕方ありません。

適切な目標を決め、目標達成までの具体的な計画を立てるのは、案外難しいもの。「あなたが目標達成できない理由9個と目標達成方法7選」で詳しく説明しているので、勉強へのやる気を出したいならぜひご参照ください。

勉強時間を決める

「勉強しよう」という気を起こしたいなら、「朝8時から9時まで勉強する」「一日1時間勉強する」のように、勉強する時間を決めておきましょう。

勉強のやる気が起きない理由のひとつは、「いつ・何を・どのように勉強すべきか」を具体的に決めていないこと。あらかじめ決めておかないと、以下のようになってしまいます。

「勉強しないとな……」
→「でも、勉強といっても何をやればいいのか」
→「いちいち考えるのも面倒だなあ」
→「やる気になれない……」

このような事態になってしまっている人は、まず長めの時間をとって、目標達成のためにどれくらいの勉強量が必要なのか考えましょう。たとえば、資格試験に合格したいなら、本番までに理解できるようになっておくべきテキストや過去問を入手し、何週したら理解が定着するのか、本番まで何日あるのか、一日何ページ進めるべきなのかを推定しておく必要があります。

勉強の計画を細かく立てるのを難しいと感じるなら、せめて勉強時間だけは決めておきましょう。毎日少しずつ勉強しているうちに理解が深まるため、「このペースでは間に合わなさそう」と気づけたり、「理解できたら楽しくなってきた」と意欲を感じられるようになります。資格試験までの時間の使い方については、「資格試験の勉強法まとめ。『資格取得のプロ』が教えてくれました。【2019年版】」を参考にしてみてください。資格の勉強へのやる気を出したい社会人におすすめの記事です。

勉強時間を記録する

やる気の出し方としては、実際に勉強した時間を記録することもおすすめ。自分の努力が可視化され、「こんなに頑張ったんだ」と思うことができます。記録の仕方はさまざまですが、当サイト「STUDY HACKER」が紹介してきたなかでも特に反響が大きかったのが「ぬり絵勉強法」。簡単に説明すると、以下のように記録していきます。

  1. 方眼紙と複数のカラーペンを用意する
  2. 「単語の暗記は赤」「過去問は青」のように、勉強内容と色を決める
  3. 方眼紙1マスを15分とみなし、勉強したぶんだけマスに色を塗っていく

「ぬり絵勉強法」を試してみたライターは、「ぬり絵をするという単純な目標があるだけで、今日勉強をするモチベーションが生まれる」「たった15分でも勉強しようという気持ちになった」と語っています。詳しくは「勉強嫌いでもどんどんやる気が出てくる『ぬり絵勉強法』の効果がスゴかった」をご覧ください。

作業興奮を利用する

やる気が出ないと感じるなら、「作業興奮」と呼ばれる心理作用を利用してみましょう。

教育学者・齋藤孝教授(明治大学)は、作業興奮の状態を「初めはなんとなくやっていたことでも、集中して続けるうちにだんだん気分が盛り上がって熱中する」と表現しています。問題を解いたり文章を書いたりするために手指を動かし始めると、脳が刺激され興奮してくると考えられるのです。

脳神経科学などを研究する池谷裕二教授(東京大学)も、やる気がないから行動できないわけではなく、「行動を起こすから『やる気』が出てくる」と語っています。「やる気とは、勉強を始めてからしか出ないんだ」と意識し、とりあえず机の前に座ってテキストを読んでみたり、簡単な問題をノートに書いてみたりと、簡単なことから始めましょう。

睡眠習慣を整える

勉強をやる気になる方法としては、脳が健康に機能するよう、充分な睡眠をとることも必須です。あなたは毎日のようにアラームで起きていませんか? 人間は、充分に眠ったら自然と目が覚めるものです。アラームが鳴るまで起きられないというのは、睡眠不足である証拠だと言えます。

睡眠においては、量だけでなく質も重要です。産業医・穂積桜氏は、「いい睡眠をとるためのコツ」として、朝に太陽の光を浴びることや就寝前にスマートフォンを見ないことを挙げています。睡眠習慣を整える方法について、詳しくは「ベストな睡眠は『朝型か夜型か』で異なる! 人気産業医が“いい睡眠を取るコツ”教えます」をご覧ください。

趣味を楽しむ

勉強のやる気を出す前に、まずは蓄積したストレスを解消しましょう。ぜひ知っておきたいのが、脳の疲れをとるための「アクティブレスト(積極的休養)」という考えです。

アクティブレストとは、寝転んだり座って目を閉じたりといった一般的な休息(消極的休養)とは異なり、大好きな趣味の活動をして気分をリフレッシュさせること。脳神経外科医の菅原道仁氏も、アクティブレストを生活に取り入れるよう推奨しています。

フットサルが大好きな人はフットサルを、創作活動を趣味とする人なら小説の執筆を、休日に思いきり楽しみましょう。ストレスを解消すれば、自律神経のバランスが整い、勉強へのやる気がアップするはずです。

勉強のやる気が出ない原因-04

勉強のやる気が出る音楽

音楽によって勉強のやる気を引き出すことも可能です。勉強のやる気が出る音楽とは、どのようなものなのでしょうか?

2011年に発表されたマギル大学(カナダ)の研究によると、自分の好きな音楽を聴いて気分が盛り上がっているとき、脳内で「ドーパミン」というホルモンが分泌されているそう。ドーパミンは、「やる気」と大いに関わりのある脳内物質です。

脳科学者・中野信子氏によると、「意欲的な、やる気が出た状態になっているとき」にはドーパミンが分泌されているそう。ドーパミンは、記憶や思考に必要な脳の部位「前頭前野」を興奮させ、意欲的にする役割があるとのことです。つまり、勉強へのやる気を出すには、自分の好きな曲を聴くのがよさそうですね。

とはいえ、好きな歌をBGMとして流しながら勉強するのは問題がありそうです。学術誌『人間工学』に掲載された2009年の論文「音楽に含まれる言語情報が文章課題に与える影響に関する検討」によると、「歌詞のある音楽」「歌詞のない音楽」「無音」の状態で被験者に課題をやらせたところ、「歌詞のある音楽」の場合、ほかの2つに比べて誤答率が増加してしまったとのこと。

勉強中に好きな音楽を流して気分を盛り上げたいなら、歌詞のない曲を選ぶべきなのですね。大好きな曲が歌詞つきであれば、勉強を始める前に聴いて、やる気を高めましょう。

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勉強のやる気が出てくる食べ物

勉強に対するやる気を引き出すのに役立ってくれる食べ物もあります。キーワードは「交感神経」です。

交感神経とは、副交感神経と合わせて「自律神経」を構成しているもの。自律神経に関する書籍を多数著した医師・小林弘幸氏は、交感神経と副交感神経の大まかな特徴を以下のように語っています。

車に例えると、交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキです。交感神経の働きが上がると気持ちは高揚し、副交感神経の働きが上がるとリラックスします。

(引用元:リクナビNEXTジャーナル|一流の人は「自律神経」が整うよう、工夫をしている――順天堂大学医学部教授 小林弘幸氏の仕事論

交感神経と副交感神経はどちらも大切ですが、「やる気が出ない」「ダラダラしてしまう」と感じているのなら、交感神経を刺激してみてはいかがでしょうか。では、どのような食べ物が交感神経を刺激するのでしょう?

トウガラシ

家畜の味覚を研究する川端二功・准教授(弘前大学)らによると、辛味成分「カプサイシン」には交感神経を活性化する機能があるそう。カプサイシンは、よく知られているように、トウガラシに含まれています。食べ物でやる気を引き出したいときには、以下のようなメニューがおすすめです。ただし、辛いものが苦手な人はもちろん、得意な人でも、トウガラシの食べすぎにはご注意ください。

  • トウガラシの入ったカレー
  • チゲ鍋などのキムチ料理
  • トウガラシたっぷりのペペロンチーノ
  • ギョウザとラー油

チーズ

日本薬学会の機関誌『ファルマシア』に掲載された記事「食品・嗜好品との相互作用」(2014年)によると、チーズやコーヒーに含まれている化合物「チラミン」は、間接的に交感神経を興奮させる作用があるとのこと。特に、熟成チーズが多くのチラミンを含んでいるそうです。

ナチュラルチーズは、「非熟成」と「熟成」の2種類に分かれます。非熟成チーズとは、「クリーム」や「モッツァレラ」のような、熟成させないやわらかなもの。熟成チーズとは、以下に挙げたような、熟成させた硬めのチーズです。

  • カマンベール
  • ゴルゴンゾーラ
  • ゴーダ
  • チェダー

やる気が出ないと感じているなら、本格的なチーズを味わいつつ、勉強に臨んでみてはいかがでしょうか。

勉強のやる気を引き出す食べ物

勉強のやる気が出てくるアプリ

勉強のやる気が湧いてくるようなアプリをふたつご紹介します。

WantToDo

「WantToDo」(Android)は、あれがしたい・これが欲しいといった「願い」の一覧である「ウィッシュリスト」をつくれるアプリケーションです。ウィッシュリストに書き込む「願い」は、以下のように、大きいものから小さいものまでなんでもかまいません。

  • 博士号を取得したい
  • スーパー銭湯に行きたい
  • 新しいノートPCが欲しい
  • フリーランサーになりたい

心理カウンセラー・中島輝氏によると、ウィッシュリストの作成を通して自分の興味・関心を認識することで、「実現したい」というモチベーションが高まるのだそう。楽しいイメージを思い浮かべてワクワクした気持ちになり、脳内でドーパミンが分泌されるとのことです。

もちろん、ウィッシュリストは紙に書いてもいいのですが、「WantToDo」なら「願い」ごとに達成までの細かいステップも設定することができます。目標達成までのプロセスが明確になるため、「これなら頑張れそう」とモチベーションが高まるのではないでしょうか。ウィッシュリストのつくり方について、詳しくは「夢を現実化できる『ウィッシュリスト』とは? 手帳に “100の目標” を書くと人生が捗るワケ。」をご覧ください。

自分ルール

「自分ルール」(iOSAndroid)は、日々のタスクを消化することで「ポイント」を貯め、「ご褒美」と交換して楽しむアプリケーションです。「問題集を1ページやる」「確認テストで全問正解する」など、勉強における毎日の小目標の内容と獲得ポイントを設定します。実行した旨をアプリケーションに入力すると、ポイントが貯まっていくので、「ケーキを1切れ買って食べる」「映画を1本見る」など、あらかじめ設定しておいたご褒美と交換するのです。ゲーム感覚で努力を楽しめるわけですね。

脳科学者・中野信子氏によると、「楽しいことをしているとき」や「目的を達成したとき」には、ドーパミンが分泌されているのだそう。人間はドーパミンによって快感を覚えるため、「自分ルール」を使うことによって、勉強が楽しくて仕方なくなるのです。「今日も早く目標を達成したい!」と、勉強へのやる気が刺激されますよ。

勉強のやる気が出てくるアプリ

勉強のやる気が出てくる文房具

この10年や20年で、デザインも機能も非常に多様な文房具が多数リリースされましたよね。「使いやすい!」と人気の文具は数多いですが、問題は、「使いやすい文房具=やる気を引き出してくれる文房具」ではないということ。もちろん、「書いていると手が痛くなるペン」「いくらこすっても文字を消せない消しゴム」というのは論外ですが、快適に使える文房具が気持ちを盛り上げてくれるとは限りません。では、やる気を引き出してくれる文房具とはどういったものなのでしょう?

オレンジ色のグッズ

おすすめしたいのが、オレンジ色のグッズです。株式会社アイシェアが2009年に発表した、やる気と色に関する意識調査によると、「最もやる気が出る・気分が向上すると思う色」として挙げられたのが、第一にオレンジ(23.7%)、第二に赤(23.2%)でした。

ビタミンカラー」という言葉があるくらい、オレンジはいかにも活力を感じさせてくれる色ですよね。印象が強いため、服やインテリアに取り入れるにはためらいがあるかもしれませんが、文房具なら抵抗がないはず。オレンジ色のペンケースやノートを選んでみてはいかがでしょうか。

大学名の入ったグッズ

ほかには、大学名の入ったグッズもおすすめです。各大学内の売店では、大学名の入ったオリジナルデザインのペンやファイル、トートバッグなどのグッズが売られています。特にペンは、勉強中よく目に入るもの。大学名を見るたび、「自分は学生なんだ」という意識が強まります

現役の大学生はもちろん、社会人の方も、自分の母校や憧れの大学の名前が入った文房具を購入してみてはいかがでしょうか。筆者も、大学名とロゴの入った4色ボールペンを愛用しています。「自分の本分は勉強なんだ」という気分になれ、やる気が刺激されますよ。

勉強のやる気を出すにはオレンジ色がおすすめ。

勉強のやる気が出る映画・ドラマ・アニメ

勉強へのやる気を出すには、主人公が努力によって成功を勝ち取る映画やアニメなどの映像作品を見るのもおすすめです。これには、心理学的な裏づけがあります。

心理学者アルバート・バンデューラ氏は、「自己効力感」という概念を提唱しました。自己効力感とは、「自分は目標を達成できるはず」と確信できている感覚のこと。自己効力感が高い人は、積極的なチャレンジができ、自分の感情や行動を統制できるので、目標を達成しやすくなります。自己効力感は、「やる気」と密接な関わりがあるのです。

自己効力感を高める方法のひとつに「代理経験」があります。代理経験とは、他人が成功する様子を見て、自分も擬似的に成功体験を収めること。映画や漫画の主人公が活躍しているのを見て、自分も何かに挑戦したいと思ったことはありませんか? それも、代理経験によって自己効力感が高まったのだと解釈できるでしょう。

『遠い空の向こうに』

主人公が苦難を乗り越えて勉強し続けた映画といえば、『遠い空の向こうに』(原題:October Sky)。1999年に公開された米国映画で、主演はジェイク・ギレンホール氏です。

『遠い空の向こうに』は、NASAの技師だったホーマー・ヒッカム氏の自伝をもとにしたストーリー。主人公のホーマー少年は、1957年10月、ソビエト連邦が打ち上げた世界初の人工衛星・スプートニクを夜空に目撃します。非常に感銘を受け、自分もロケットを造りたいと感じたホーマーは、仲間を誘って猛勉強を開始。しかし、周囲に強く反対されたり、家族のために働かなくてはならなかったりと、勉強の継続を困難にする要素が次々と現れるのでした。

最後には夢がかなうとはいえ、人との出会いや別れが生み出す喜び・悲しみに、涙を流す視聴者も少なくない名作。『遠い空の向こうに』を見たら、「自分ももっと頑張らなくちゃ」と思えるのではないでしょうか。

遠い空の向こうに (字幕版)

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『僕らは奇跡でできている』

「頑張ろう!」と元気をもらえる連続ドラマとしては、2018年に放送された『僕らは奇跡でできている』をおすすめします。全10話で、主演は高橋一生氏です。

主人公の相河一輝は、動物行動学を専門とする大学講師。夢中になって一方的に話し続けたり、時間を忘れて約束をすっぽかしたりしてしまいますが、既存の常識にとらわれないという長所をもつ人物です。周囲には、彼という人間をありのまま受け入れる人もいれば、強い反発を覚える人も。彼らも一輝も、衝突を通じて互いを理解し合い、自分自身について見つめ直すことになります。

物語の最後で、一輝は新たな夢に向けて飛び立ち、無気力だった彼の教え子も目標を見つけます。「無理そうに思える夢も、追いかけてみようかな」とやる気をもらえるだけでなく、「ありのままの自分でいいんだ」と思わせてくれる、優しいドラマです。

『宇宙よりも遠い場所』

やる気を奮い立たせるアニメーション作品としておすすめしたいのは、2018年に放送された『宇宙よりも遠い場所』。全13話で、国立極地研究所や海上自衛隊が制作に協力しています。米国の新聞『ニューヨーク・タイムズ』で、「Best TV Shows of 2018」(2018年の極めて優れたテレビ番組)として取り上げられ、「年齢や文化の垣根を越えて通用する物語」だと評価されました。

高校生の主人公たちは、それぞれの目的のために南極へ至ろうと、さまざまなアプローチで夢に迫ります。「南極へ行ってみたい」と夢想する人は少なくないかもしれませんが、実現に向けて本気で行動できる人はめったにいないはず。夢を実現するための努力をやめない主人公たちの姿を最後まで見守れば、「よし、私も勉強するか」とやる気をもらえるのではないでしょうか。

勉強のやる気が出る映画・ドラマ・アニメ

勉強のやる気が出る名言

勉強のやる気が出るような名言・格言・四字熟語をご紹介します。

脳神経外科医の言葉

苦手なことや欠点が多いことは、それだけ大きな成長を遂げるチャンスがあるということなのです

(引用元:StudyHacker|「伸びしろ」だらけの大人の脳。何歳になっても、鍛えることを諦めてはいけない

脳神経外科医の菅原道仁氏は、StudyHackerのインタビューにおいて、大人になっても脳は成長し続けると語ってくれました。20歳を過ぎれば脳は衰えていくばかりだと思っている人が多いかもしれませんが、脳は使えば使うほどに神経細胞同士のネットワークが密になるため、能力が高まるのだそうです。

菅原氏の言葉を借りれば、脳には「未使用のリソース」があるのだそう。誰にでも苦手なこと・できないことはあるでしょうが、それは、脳がその行為にまだ慣れていないだけ。たとえば、「計算が苦手」だと思っていたとしても、それは計算の才能がないからではなく、計算に適した脳の部分がまだ使われていないからなのです。

菅原氏は、苦手だと感じることにも諦めずチャレンジし続けるよう、私たちを励ましてくれます。もし、苦手だったことが得意になれば、大きな成長を遂げたと言えますよね。それによって、こなせることが増えますし、自信もつくことでしょう。苦手を克服するコツについて、菅原氏が詳しく語ってくれているので、「『伸びしろ』だらけの大人の脳。何歳になっても、鍛えることを諦めてはいけない」もぜひご覧ください。

英語の格言

where there's a will there's a way

(引用元:Cambridge Dictionary|where there's a will there's a way

有名な英語の格言です。日本語に直訳すると「意志のあるところ、そこに道がある」。「意志あるところに道は開ける」とされることも多いですね。

「意志のあるところに道がある」ということは、反対に考えると、意志のないところに道はありません。つまり、意志――やる気の出ない人は、歩みたい道を歩けないといってもよいでしょう。ぜひ、この記事を参照しつつ、勉強への意欲を取り戻してください。

四字熟語

一意専心

(引用元:コトバンク|一意専心

勤勉さに関わる四字熟語は多数ありますが、ここでは「一意専心」をご紹介します。たったひとつのことに心を傾けている状態を指す言葉です。

『大辞林 第三版』によると、「一意専心」の出典は『管子』。中国の戦国時代~漢代(紀元前5世紀~紀元3世紀)にまとめられたとされる思想論文集です。2000年も前の表現がいまでも使われているなんて驚きですね。

「一意専心」は、唯一の対象に集中する大切さを、多忙な私たちに教えてくれます。仕事のこと、人間関係のこと、健康のこと――。現代を生きる私たちには、気にすべきことがあまりに多すぎます。ひとつのことだけをやり、そのほかには無頓着という生活は、どうしても送れません。

しかし、そんな現代人だからこそ、「一意専心」という言葉を思い出してみませんか。勉強のことだけ考える時間をつくってみるのです。忙しいなかでも時間をつくって勉強できる人は格好いいですよね。勉強へのやる気を出すだめ、そんな「理想の自分」をイメージしましょう。

勉強のやる気が出る名言

勉強のやる気に関する本

勉強のやる気が出ないときに読んでほしい本と、「やる気」についてよく理解できる漫画をご紹介します。

『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』

やる気が出なくてなかなか勉強できない、と悩んでいる人におすすめしたい書籍が、社会心理学者のハイディ・グラント・ハルバーソン氏が著した『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』です。筆者は電子書籍版を購入しました。

『やり抜く人の9つの習慣』が教えてくれるのは、目標達成に必要なのは「やる気」でも「才能」でもなく「習慣」だということです。全9章に渡り、おおむね以下のようなことが説明されています。

  • 具体的な目標の決め方
  • 目標達成のための計画のつくり方
  • 計画を実行するための手段

特に重要なのは、第2章で詳しく解説される「if-thenプランニング」です。「if-thenプランニング」とは、「もしこうなったら、こうする」というルールを明確に決めておくこと。「if-thenプランニング」の手法に従えば、やる気の有無に関係なく、自動的に勉強できるようになります。筆者も、『やり抜く人の9つの習慣』に書いてあるとおりに「if-thenプランニング」を行なったことで、毎日の勉強がまったく苦にならなくなりました。

『やり抜く人の9つの習慣』では、各章の終わりに、読者のやるべきことが具体的にまとめられています。著者のアドバイスを忠実に実行すれば、ほぼ間違いなく成果が出るはず。「やる気が出ない」と感じている人は、ぜひ読んでみてください。

『やる気クエスト』

『やる気クエスト』は、漫画家・岡野純氏と、ビジネス書作家・佐々木正悟氏による共著。ロールプレイングゲーム風の世界に迷い込んだ主人公が、魔王を倒すため、やる気のない仲間たちのやる気を引き出す方法を模索しつつ冒険するというストーリーです。

やる気のない仲間たちは、やがてやる気を出して積極的に冒険に挑むようになるのですが、それは彼らが「根性」に目覚めたからではなく、認知心理学に基づくテクニックを利用しているから。『やる気クエスト』で語られているのは、精神論ではなく、科学的に合理的な手法なのです。

「やる気ってどうすれば出せるの?」と疑問に思っている人は、ぜひ『やる気クエスト』を読んでみてください。「Kindle Unlimited」の会員なら、追加料金なしで『やる気クエスト』全巻を読めますよ(※2020年5月現在)。

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勉強にやる気を感じられない原因や、やる気を出すための方法をご紹介しました。取り入れられる方法がひとつは見つかったはず。ぜひ実践してみてください。

(参考)
STUDY HACKER|「伸びしろ」だらけの大人の脳。何歳になっても、鍛えることを諦めてはいけない
STUDY HACKER|バンデューラの「自己効力感」とは? 初心者でも「社会的学習理論」がわかる!
STUDY HACKER|勉強嫌いでもどんどんやる気が出てくる「ぬり絵勉強法」の効果がスゴかった
STUDY HACKER|ベストな睡眠は『朝型か夜型か』で異なる! 人気産業医が“いい睡眠を取るコツ”教えます
STUDY HACKER|脳をリセットできる人=仕事の成果を出せる人。脳の疲れが本当に無くなる方法、教えます
J-STAGE|音楽に含まれる言語情報が文章課題に与える影響に関する検討
J-STAGE|トウガラシの辛味と痛みとエネルギー代謝
J-STAGE|食品・嗜好品との相互作用
農林水産省|カプサイシンに関する情報
大原薬品工業|第1回 疲れ、だるさのお悩みに。セロトニンのヒミツを探る!
株式会社クレセル|快適な温度・湿度は?
日本臨床内科医会|自律神経失調症
ベル ジャポン オフィシャルサイト|ナチュラルチーズの分類
AllMovie|October Sky (1999)
フジテレビ|僕らは奇跡でできている
TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」公式サイト
CNET Japan|やる気が出る色・気分が向上する色は「オレンジ」「赤」
The New York Times|Best TV Shows of 2018
Harvard Business Review|The Case for Finally Cleaning Your Desk
Business Insider Japan|6時間では足りない。週末寝だめが睡眠不足を習慣化させネガティブ思考に
AFPBB News|好きな音楽にワクワクする原因はドーパミン、カナダ研究
コトバンク|一意専心
コトバンク|管子
脳科学辞典|前頭前野
e-ヘルスネット|セロトニン
メディカルノート|セロトニンを増やすために。脳におけるセロトニン神経を活性化させるには
メディカルノート|脳におけるセロトニン神経の特徴
リクナビNEXTジャーナル|一流の人は「自律神経」が整うよう、工夫をしている――順天堂大学医学部教授 小林弘幸氏の仕事論
プレジデントオンライン|勉強のお悩み別解決法[効率アップのコツ]
PRESIDENT WOMAN Online|なぜ願いを100個書くと自己肯定感が高まるか
東洋経済オンライン|子どもを「勉強好き」に育てるとっておきの秘訣
幻冬舎plus|快楽物質「ドーパミン」をコントロールして人生を変える
幻冬舎plus|やる気のスイッチは「恐怖心」と「プチ目標」
幻冬舎plus|ネガティブ感情を吹き飛ばす「作業興奮」のすごい効果
新R25|自宅でダラダラしがちな人は必見! 実は“やる気”なんて存在しない!?
BOOCS公式サイト|脳疲労とは
Precious.jp|すべての疲労は脳が原因!?スマホの見過ぎによる「脳疲労」とは?
かもめの本棚 online|第3回 「気が散るもの」は机に置かない
Cambridge Dictionary|where there's a will there's a way
茂木健一郎(2017),『膨大な仕事を一瞬でさばく 瞬間集中脳』, すばる舎.
ハイディ・グラント・ハルバーソン 著, 林田レジリ浩文 訳(2017),『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』, ディスカヴァー・トゥエンティワン.
Locke, Edwin and Gary Latham (2006), “New Directions in Goal-Setting Theory,” Current Directions in Psychological Science, Vol. 15, No. 5, pp. 265-268.
やる気クエスト公式サイト
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