個性の光る人になる。 "価値ある違い" を生み出す3つの考え方

皆さんの周りに、どうしてそんな発想が浮かぶのだろうと思ってしまうようなアイデアマンや、職人堅気で誰にも真似できないものを作り出してしまう人など、一目置かれる人物がいるのではないでしょうか?

そんなオリジナリティーのある人に憧れる人は多いはず。どんな分野や仕事でもオリジナリティーのある成果を残すことは、あなたの評価を大きく引き上げてくれるでしょう。

そんなオリジナリティーのある成果を残すためには、どうすれば良いのでしょうか? 今回は、3つのヒントを通して、そういった人になるために必要なマインドをご紹介します。

1.常に人と違うことをしようと考える

日本水泳連盟の会長でソウル五輪で金メダルも獲得した鈴木大地氏は、当時水泳大国だった早稲田大学や日本大学ではなく、あえて水泳の世界では無名だった順天堂大学に進学。一からチームを作り直すようなチャレンジをし、その後ソウル五輪で金メダルを獲りました。

また、ノーベル医学生理学賞を受賞した大隅教授は、逆張りの発想で当時ホットな研究分野ではなかった細胞の小器官である液胞の研究をし、ノーベル賞の受賞理由ともなるオートファジーという現象を発見したのです。

このように、世間をアッと言わせるようなオリジナルの成果を残すためには、流行りや定番に追従するのではなく、人と異なることをしていくという考えが基になっていることがわかります。

これを実践するためには、“人が気づかないことに気づくセンス”を磨くことが必要です。そのため、これは「人が思いつかないだろう」ということを四六時中探しましょう。

オフィス内の人が気づいていないゴミを片づけてみたり、一度作った資料を一晩寝かせて、どこが従来と違うのかを端的に説明できるか考えてみるなど、些細なことでも構わないので、何か1つでもやってみると、新たな発見があるかもしれません。

2.大局観を持つ

これも流行を追わないことに少し似ていますが、目先の短期的な成果にばかり目を奪われてはいけません。いわゆる大器晩成型とでも言える、大局的に正しいことを追い続けて、結果的に認められた例は山ほどあります。

黒田夏子氏は75歳のときに、全文横書きでカタカナや固有名詞も使わない今までにない斬新な作品「abさんご」で芥川賞を受賞しました。

オリジナルとは、まだ世界で誰もやっていないことです。そのため、新しい世界や分野を切り拓く気概が必要であり、同時に大局的な観念が結果として人からオリジナリティーが高いと思われる成果をもたらします。

そのためには、自分に対してすぐにアウトプットを強制しないマインドが必要です。 インターネットの発展により、情報も人との繋がりもその速さが問われています。そのスピード感で生きているとすれば、何でもすぐに手に入れたくなり、自らの成果もすぐに手に入れられると勘違いしてしまいがち。しかし、オリジナルを追及するには相応の時間と労力が必要なのです。

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3.既存の知識を大量に吸収する

真の意味で、何もないところからはオリジナリティーは生まれません。芸術や学問、ビジネスだって、過去の先人たちの積み重ねの上に今や未来があるのです。

既存の知識を枠にとらわれず大量に吸収することで、自分の中で新たなオリジナリティーのあるものを作るための再構成の材料になるでしょう。かのアインシュタインでさえ、一般相対性理論を発展させる際に必要な数学を学び直したといいます。

このような姿勢を貫くことはとても大変だと思うかもしれません。しかし、多くの人にとってノーベル賞や金メダルといったずば抜けた業績は必要ではありません。また、全ての部分でオリジナルを意識する必要もないのです。

オリジナリティある成果は、チャレンジ精神、そして時間や労力が必要となります。

ちょっとしたグラフの見せかたの工夫、プレゼンの際に○○したら上手くなるのではないか、という小さな実験など、小さなオリジナルが違いを生み出す母になるでしょう。

*** 今回挙げた3つのことを、うまく自分の仕事や学業に当てはめ、自分に合った形で再構成できれば、それで十二分に良い成果を出せたことになるのではないでしょうか?

自分にしか出せない成果を出したいと思ったとき、仕事や人生で今後の方向性を悩んだときにこの3つのヒントを思い出してみてくださいね。

(参考) 鈴木大地(2014), 僕がトップになれたのは、いつも人と違うことを考えていたから, マガジンハウス 東京工業大学|オートファジー-ノーベル賞を受賞した大隅栄誉教授の研究とは 東洋経済|ビル・ゲイツは桁外れの逆張り成功者である 東スポWeb|abさんご作者が語ったこと NPO 日本アンリ・ファーブル協会|ファーブルに学ぶ ~ファーブルの生い立ち~

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