英語学習のスペシャリストたちが集う、英語パーソナルジム『StudyHacker ENGLISH COMPANY』と英語学習コーチングサービス『STRAIL』。ここでは、受講生ひとりひとりに最適な英語学習サービスを提供し、数多くの受講生が飛躍的な成果を上げています。
その中核を担うのが、高度な専門性をもつSTRAILの英語コンサルタントです。今回は、そのひとりであるSTRAILの岡田 佳晃さんに、英語コンサルタントとして働く魅力と強みについて詳しく伺いました。
- 留学への決意から英語を本格的に学び始めた
- 言語への興味と英語学習経験を共有したい思いから英語教育の道へ
- トレーナー同士の知識共有の重要さを学んだ
- 理に適った学習を提案し、多くの受講生の悩みを解消していく
留学への決意から英語を本格的に学び始めた
——はじめに、岡田コンサルタントの経歴について教えてください。
岡田コンサルタント：大学卒業後、オーストラリアに留学し、現地の旅行会社でインターンとして実践的な英語力を磨きました。その後、ビクトリア大学大学院で修士号を取得しています。
帰国後は、難民支援の国際団体や翻訳会社での勤務を経て、学校教員として英語指導の経験を積みました。ENGLISH COMPANYで英語パーソナルトレーナーを務めたあと、現在はSTRAILにて英語コンサルタントとして活動しています。
——岡田コンサルタントの英語との出会いはどのようなものでしたか？
岡田コンサルタント：英語を本格的に学ぼうとしたのは、大学3年生のときに卒業後の留学を決心したことがきっかけです。当時就職活動も始めていましたが、ずっと気になりながらも避けてきた英語にこのタイミングで向き合わなければ、一生英語を習得できないと思ったからです。
留学前からある程度話せる状態で行かないと、留学先で日本語や日本人コミュニティに頼ってしまい、留学の意味が半減すると思っていました。それからはSTRAILで提供しているのと似た学習法を自分なりに試しながら学習していました。
——オーストラリアに留学しようと思ったきっかけは？
岡田コンサルタント： 留学先を検討する際に、英語圏の国々の制度や学校を調べました。オーストラリアは学生ビザでもアルバイトがしやすく、外国人を積極的に受け入れる国でした。
こうした点を総合的に考慮して留学先として選びました。
——留学中、オーストラリアの旅行会社でインターンをしていたそうですね。特にどのような英語スキルが役立ちましたか？
岡田コンサルタント：特に聞き取りです。現地のホテルやレストランに対して予約の確認や問い合わせを行なう業務が中心でした。とりわけ役立ったトレーニングは発音練習やオーバーラッピングです。
言語への興味と英語学習経験を共有したい思いから英語教育の道へ
——難民支援の国際団体や翻訳会社での勤務を経たあと、学校教員として英語指導の経験を積んだ理由と経験について教えてください。
岡田コンサルタント：最初は国際的な仕事への関心が高かったのですが、途中からコミュニケーションの手段である言語自体をメインで扱いたいと思うようになりました。私自身英語オタクかどうかはわからないのですが、英語を深く知ることへの関心はかなり高いのかなと思います。
日常的に英語のドラマなどを見ていますが、自分の知識やスキルが足りないと内容がわからないことがあり、そういったときに調べて学ぶことがあります。特に関心があるのは、語彙と発音です。
英語を教えること自体は好きであるものの、学校教育では主に集団授業が中心となっているため、より個別に特化し、英語学習に関して細かくアプローチできる環境で働きたいという思いが強くなりました。
また、第二言語習得研究の知見に基づいた教授法を実践できる環境を求めていたことも、転職を考えた理由のひとつです。
トレーナー同士の知識共有の重要さを学んだ
——ENGLISH COMPANYを転職先として選んだ理由は？
岡田コンサルタント：英語教育や学習に、よりフォーカスできる環境だと思ったことが主な理由です。また、第二言語習得研究の知見に基づいて英語力を伸ばしている点にも惹かれました。
——実際に入社してみて、いかがですか？
岡田コンサルタント： 日々新しい学びがあり、とても魅力のある環境です。言語学などをバックグラウンドとされている方が多く、文法や発音など何をとってみても非常に専門性の高い同僚や先輩方が多いのも印象に残っています。
特にためになったのが、発音の違いに関してトレーナーへ個別に質問した際のやり取りです。たとえば、ある音源で「urban」という単語が通常とは異なり、「ユーバン」のように聞こえることがありました。
この現象について、前の母音との関係で調音点の位置が変わるためだとそのトレーナーは説明し、なぜ普段と異なる発音に聞こえるのかを論理的に解説しました。この説明はとてもわかりやすく、発音の奥深さをあらためて実感したのです。
この経験を通じて、トレーナー同士の知識共有がいかに重要であるかを再認識しました。専門的な知識をもつ同僚との交流を通して自らの専門性も高められるのは、ENGLISH COMPANYで働くメリットと言えるでしょう。
第二言語習得研究の知識が毎日のトレーニングに活かされていると感じます。
——社内の教育制度について、どう感じていますか？
岡田コンサルタント：非常に充実しています。特に、コンサルタントやトレーナーが日々の業務で直面する疑問や課題が研修テーマとして取り上げられることが多く、実践的で有意義な教育制度です。
理に適った学習を提案し、多くの受講生の悩みを解消していく
——英語で悩んでいる方がSTRAILに通うメリットはなんですか？
岡田コンサルタント：学問ベースで理に適った学習ができる点です。必要な部分に集中して学習できるため、同じ成果を出すのに必要な学習量が少なく済む点が優れています。
そのため、独学よりも最大3.8倍もの学習効果が期待できるのです。
——STRAILで働いて一番よかったことは、なんでしょうか？
岡田コンサルタント：同僚とのレベルの高い議論ができ、かつ研修の充実度が非常に優れていることです。知的好奇心をもって働けることが一番の喜びだと感じています。
——これから「プロのコンサルタント」としてどのように成長、貢献していきたいと考えていますか？
岡田コンサルタント：マンツーマンのコーチングは当然ながら、その他のさまざまな場面でも、より多くの方の英語に関する悩みを解消することに貢献していきたいと考えています。
昨年から弊社の生成AIに関連するプロジェクトにも携わっています。テクノロジーなどを活用することで、今後はより個人で学習しやすい時代に進むでしょう。その際、英語力を伸ばす知見に長けたプロが、より効率的な技術の使い方を広めることで、多くの人をサポートできると考えています。
AIの活用法についての研究や関連プロジェクトに取り組みながら、そのノウハウを少しでも多くの学習者と共有できるよう、日々研鑽を続けているところです。
——STRAILは、ほかの英語スクールとどのように違うと岡田コンサルタントは考えていますか？
岡田コンサルタント：STRAILの特長は、学習の細部に至るまでSLA（第二言語習得理論）やその他の学術的な知見に基づいて設計されていることです。すべてのトレーニングメニューに明確な意図があり、それが細かく設定されている点が他のスクールとは異なります。
——ENGLISH COMPANYやSTRAILで働いてみたいと考えている方へ、最後にメッセージをお願いします。
岡田コンサルタント：英語力の向上に真剣に取り組みたい方、言語学習の理論と実践に興味がある方にとって、非常に魅力的な環境です。
興味をおもちの方は、ぜひ一度ご応募をご検討ください。みなさまと一緒に働ける日を楽しみにしています。
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「より多くの方の英語での悩みを解消したい」という言葉に、英語コンサルタントとしての岡田さんの強い使命感が感じられました。充実した研修制度と、第二言語習得研究の知見に基づくアプローチ、そして個々のコンサルタントの高い専門性や熱意が、多くの学習者の英語力向上を支えているのでしょう。
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