「TOEICの点数は高いのに、海外の取引先との電話会議で頭が真っ白になってしまう……」「英語の資格はもっているのに、実践で使えない」——
そんな “実務で使える英語力” の壁に直面している方は多いのではないでしょうか? 本記事では、3か月でTOEIC 700点から920点に上げながら、実践的なビジネス英語をマスターした方法や、たった2か月で海外業務を効率化できた企業担当者の具体例をもとに、効率的に “使える英語” を身につける方法をご紹介します。
【この記事はこんな方におすすめ】
- 効率的に実践的な英語を身につけたい方
- 課題を正確に把握し、自分自身にあった英語学習方法を知りたい方
- キャリアの可能性を大きく広げたい方
- そもそも実践的な英語の定義とは?
- 実践的な英語を身につける勉強方法と勉強のポイント
- インプットとアウトプットを適切なバランスで行なう
- 英語・英会話の上達には何年かかる? 目的に合わせてスキマ時間で効率よく英語の勉強を進める方法
- 実践的な英語を効率よく身につけるならENGLISH COMPANYがおすすめ!
- 実践的な英語を身につけるメリット・重要性
そもそも実践的な英語の定義とは?
実践的な英語とは「必要なコミュニケーションがとれること」
実践的な英語とは、目的に応じてスムーズにコミュニケーションをとれる能力を指します。
たとえば、日常生活では「買い物をする」「簡単な会話を楽しむ」といったスキルが求められます。一方、ビジネスシーンでは、社内や社外問わず業務を滞りなく進めるための表現力や専門用語の理解が必要です。これらは単なる知識ではなく、実際の場面で活用できる能力である点が重要です。
定量的な各種英語試験のスコアでみると、TOEIC Listening & Speaking を開発しているETS (Educational Testing Service) では730点以上を「日常業務で使用される英語を十分に理解できるレベル」と定義しています。また、ピアソン社が提供するVERSANT Listening & Speaking Testでは、58点以上を「ビジネス会話レベル」のガイドラインを示しており、職場の会話や会議で十分なやり取りが可能としています。
これらを実践的な英語の定量的スコアとして、ひとつの目安としておくといいでしょう。
実践的な英語を身につける勉強方法と勉強のポイント
現状を把握して課題部分の学習に取り組む
まずは、自身の英語力を正確に把握しましょう。
たとえば、TOEIC、VERSANT、IELTS、TOEFL等のテストを受けることで、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの各スキルの強みと弱みを明確にすることができます。また、アプリやオンライン診断ツールも便利です。自身の英語スキルの現在地を把握し課題点を明確にすれば、目標に向けた効率的な学びが可能になります。
インプットとアウトプットを適切なバランスで行なう
第二言語習得研究では、「語彙・文法の知識」「インプット(読む・聞く)」「アウトプット(話す・書く)」の大きく3つのステップが大切だと言われています。
- 語彙や文法の知識を身につける
- 読む・聞くなどの受容スキルを伸ばす
- 話す・書くなどの産出スキルを伸ばす
基礎的な語彙や文法の知識が不足している方は、まずは重点的に知識の拡充を行なうことで、そのあとの学習効率を高めてくれます。
次に、リスニングやリーディングの受容スキルを強化します。受容スキルとは、話される英語を聞きとり、意味を理解でき、英語の文を正確にすばやく読んで理解できるスキルを指します。相手が話していることや英文を正確に理解できないと円滑なコミュニケーションは成り立ちません。
そして、話す・書くなどの産出スキルを伸ばします。インプットを通じて得た知識をアウトプットすることで、実践的な言語能力が向上します。
それぞれのステップを順番にこなすのではなく、自分がどの程度、知識やスキルを習得したのかを把握しながら、どのステップに特に重点をおくべきか、バランスを考えるように学習を行なうことが重要です。
実践的な英語の会話力つけるには英語を口に出す機会を増やす
実践的な英語力を向上させるには、積極的に英語を発話することが大切です。
英語を発話するとは、英会話で話す場を増やすことだけではありません。たとえば、音読やシャドーイング練習を通じて、実践的な表現を習得したり、正しい発音や英語のリズムを習得することも大切です。
英会話の機会を増やすことももちろん効果的です。
英会話を行なうと、自分の言いたいことがうまく表現できなかった、あるいは相手に伝わらなかったという場面はよくあることです。しかしその経験により、不足している文法表現や、知らない英単語があることに気づきます。
このような「気づき」により、自分の現在の英語力と目標とする英語力のギャップに注意が向きます。そして、そのギャップを埋める情報をインプットした際に記憶の定着が強化されるようになります。適度なアウトプット学習は、インプット学習を効率化する働きがあります。
自分に合った学習方法やサービスで英語を学ぶ
独学で英語学習を続けるのが難しい場合や何から学習していいのかわからない場合は、プロの指導を受けることで学習効果を最大化できます。
現在は、安価な学習アプリ、英会話スクール、eラーニングなど、さまざまな英語サービスがあります。
そのなかでもコーチング型学習サービスがおすすめです。
コーチング型の学習サービスでは、個々人の英語学習の課題に合わせた学習プログラムをカスタマイズして行なうことができるので効率的な学習が可能です。また、コーチが学習の伴走をすることで学習を継続しやすくなります。
英語・英会話の上達には何年かかる? 目的に合わせてスキマ時間で効率よく英語の勉強を進める方法
英語習得に必要な時間は諸説ありますが、アメリカ国務省の外交官訓練所 Foreign Service Institute (FSI) of the U.S. Department of Stateによると、英語ネイティブにとって、日本語は極めて習得が難しい言語とされており、88週(2,200時間)かかると言われています。
つまり、反対に言えば、日本語ネイティブにとって英語を習得するには同等の時間が必要と考えられます。
日本の教育システムでは、中学校と高校を通じて英語を学習する時間が約1,000時間と言われています。ですので、少なくとも1,000時間以上の時間がさらにかかる計算になります。
社会人にとって本業の仕事が忙しいなか、英語学習を続けるのは難しいのが現実。できるだけ効率的に英語を習得する方法を紹介します。
“できる” スケジュールで学習を習慣化する
はじめに、英語学習を成功させるためには、学習を習慣化させる必要があります。継続的な学習を成功させるためには、現実的で取り組みやすいスケジュールをつくることが重要です。
たとえば、以下のようにスキマ時間を利用してみるといいでしょう。
- 通勤中に単語学習を行なう
- 昼休みにリーディング練習を行なう
- 帰宅後に音読やシャドーイング練習を行なう
スキマ時間は探せば意外とあるものです。15分のスキマ時間を有効活用することで、忙しい日常でも学習の時間を確保できます。
目的に合わせて学習を進める
英語学習を始めるときに何から手をつけていいのかわからない方も多いと思います。その際の指針として、世界共通言語として英語をとらえるELF(English as a Lingua Franca=エルフ)という考え方が参考になります。
社会言語学者の瀧野みゆき氏は、以下の「ELF発想」を取り入れることをおすすめしています。
- 目的志向:英語でやりたいことを具体的にイメージする。
- 必要順と割りきる:自分が「必要な英語、使いたい英語」に焦点を絞る。
- 使いながら学ぶ:いまある英語力を最大限に活用し、不足部分を学び加えていく。
つまり、目的から逆算して、必要な英語にフォーカスして、現在の英語力に不足部分を鍛えていくという考え方です。
英語学習をはじめるまえに、目的を設定して、そこから逆算することで無駄のない学習を進めることができます。
英語の論理的思考を「型」で身につける
英語圏の論理的思考は日本のそれとは異なります。
英語教育者・研究者であり、認知言語学の専門家である時吉秀弥氏は、ビジネス英語の本質は「相手を説得できる英語」であると述べています。
ビジネス英語というと、ビジネスメールの定型文、会議やプレゼンテーションのためのフレーズ集を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、それだけでは自分の提案や主張を説得力のある形で提示することが難しいのが現実です。
「相手を納得させる」ための論理展開には、再現性の高い定型パターンが存在します。この型を理解し、実践を重ねることで、自分の主張を確実に通すことができます。
実践的な英語を効率よく身につけるならENGLISH COMPANYがおすすめ!
さらに効率的に実践的な英語を身につけたい方は、ENGLISH COMPANYがおすすめです。
ENGLISH COMPANYのパーソナルトレーニングでは専属のトレーナーが1対1で、個々人の英語スキルの課題を見つけ、それを克服するためのトレーニングを1回90分行ないます。
週1~2回のトレーニング以外の日に課題に合わせた学習を、1~1.5時間続けることで、自習に比べて3.8倍の学習成果を出すことができます。
90日でビジネス英語も “正しく” 読めるように! TOEIC®700→920点と約200点アップ
英語のパーソナルジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY」は、短期間で効率的に英語力を伸ばすトレーニングを提供しています。受講者の廣野まゆこさんは、90日間のトレーニングでTOEIC®スコアが700点台から920点に大幅アップ。
廣野さんは文法と単語力の不足を自身の課題と感じていました。そこで、ENGLISH COMPANYでは「認知文法」をベースにしたオリジナル教材や、自動化トレーニングを活用し、知識を確実に定着させました。また、音声変化ルールを取り入れた発音指導や、シャドーイングでリスニング力も向上。
廣野さんは「学びの指針が明確で、効率的に力がついた」と語ります。
ENGLISH COMPANYのパーソナルトレーニングでは、短期間で効率的に英語力を向上させることが可能です。たとえば、TOEIC®スコアを大幅に上げた受講者の実例があり、適切なサポートが結果に直結することがわかります。
海外業務も直接コミュニケーションできるように効率化! 2か月でTOEIC®680点→945点!
効率的かつ科学的な「StudyHacker ENGLISH COMPANY」の英語トレーニングで2か月でも大きな成果を得た方がいます。中島智子さんは、わずか2か月でTOEIC®スコアが680点から945点にアップ。1日1~1.5時間の集中学習で、課題に応じた「認知文法」や「チャンクリーディング」などのトレーニングを実施。訳読に頼らず、英語を直感的に理解する方法を身につけたことで、ビジネスシーンや海外コミュニケーションでも成果を実感しました。
短期間で高い成果を上げる理由は、個々の課題を正確に発見し、効率的な学習プランを設計する専門性にあります。「学習時間を減らしながら最大の成果を得る」ENGLISH COMPANYは、忙しいビジネスパーソンに最適な英語学習法を提供します。
学会発表や論文掲載も成功! TOEIC®は985点を取得
医療研究者のY.O.さんは、学会発表や実務での英語力向上を目指し、ENGLISH COMPANYで3か月間のトレーニングを受講。受講前はリスニングやスピーキングに課題を感じていたものの、音声変化の習得やディクテーション、シャドーイングを通じてリスニング力を大幅に強化。また、論理展開を意識したアウトプット練習で、相手に伝わるスピーキング力を磨きました。
その結果、TOEIC® IPテストで985点を取得し、学会発表や論文掲載にも成功。効率的なトレーニングを通じて得た正しい学習方法により、受講後も自学を継続できるようになり、留学やさらなるキャリアアップを視野に入れています。ENGLISH COMPANYは短期間で実践的な英語力を伸ばしたい方に最適です。
実践的な英語を身につけるメリット・重要性
実践的な英語力を身につけるメリットや重要性とは何でしょうか。
海外赴任や海外駐在を視野に入れられる
実践的な英語力を身につけることは、キャリアの可能性を大きく広げます。その一例が、海外赴任や海外駐在のチャンスをつかむことです。
グローバル化が進む現在、多国籍企業では異文化のなかで適応し、現地スタッフと円滑にコミュニケーションをとれる人材が求められています。英語力があるだけで、重要な海外プロジェクトのリーダーを任されたり、新しい市場での挑戦に加われたりと、貴重な経験を積む機会が得られます。
また、海外で働くことで、視野が広がり、異なる価値観を学ぶことができます。これらの経験は、帰国後もリーダーシップや判断力といったスキルとして活かされ、キャリアアップに直結します。英語力を磨くことは、未来の自分への大きな投資なのです。
多国籍の従業員や取引相手ともコミュニケーションがとれる
実践的な英語力を身につけることで、多国籍の従業員や取引相手と円滑にコミュニケーションをとれるようになります。グローバルにビジネスが展開される現代において、異なる文化やバックグラウンドをもつ人々との協力は不可欠です。
英語ができることで、メールや会議で正確に意思を伝えられるだけでなく、相手の意図やニュアンスを深く理解する力が身につきます。また、言語を超えたコミュニケーションを通じて、信頼関係を構築し、仕事の効率や成果を高めることができます。
このスキルは社内外で重宝され、プロジェクトを成功に導くリーダーとしての評価にもつながります。多様な人々と協働するための英語力は、ビジネスの成功を支える大きな武器になるのです。
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実践的な英語とは「必要なコミュニケーションを円滑にとれる」ことです。
目的を明確にし、自分自身の課題に合わせた勉強法やスケジュールを組み立てて、実践的な英語力をつけていきましょう。
とはいえ、「そもそも自分の英語レベルがわからない」「最短でゴールを目指せる勉強法が知りたい」とお悩みの方も多いでしょう。そんなときは、不足している英語スキルを分析し、ライフサイクルに合った勉強をサポートしてくれる「ENGLISH COMPANY」のパーソナルトレーニングがおすすめです。
(参考)
ENGLISH COMPANYの英語勉強法ノート by STUDY HACKER|ビジネス英語で商談を成功させる!5つのポイントと実用フレーズ
ENGLISH COMPANYの英語勉強法ノート by STUDY HACKER|英語学習・勉強の計画の立て方とコツ! 成功するスケジュールとは?
ENGLISH COMPANYの英語勉強法ノート by STUDY HACKER|第二言語習得研究に基づいた英語学習のメリットは? 効率的な学び方と継続のコツ