週にたった1回の〇〇で、仕事の質がグッと上がる。15分あればできる3つの「週1習慣」

週にたった1回の〇〇で、仕事の質がグッと上がる01

「社会人としてもっと成長したい!」という意欲はある。でも普段の仕事だけでいっぱいいっぱい。自分磨きや業務改善をする時間なんてなかなかとれないし……。

そんな「成長したいけれど、忙しくて時間がない」という状況のビジネスパーソンは多いでしょう。ですが、たった「週に1回」短時間であれば、どこかのタイミングで確保できるはず。

週に1回「あること」をするだけで、仕事の効率やクオリティを高められる可能性があります。

  • 仕事の成果がなかなか上がらない
  • ここ最近、社会人として成長できていない気がする

そんなあなたは、以下にご紹介する3つの「週1習慣」を試してみてください。

1. 週に1回「リフレクション(振り返り)」をする

まずひとつめの「週1習慣」は、仕事の「振り返り」をすることです。基本的なことですが、実際のところ、なかなか実践できていない人もいるのではないでしょうか?

レジシステムを手がける株式会社ユビレジの取締役・小谷敦子氏は、調査をふまえ、振り返りのメリットとして以下の点を挙げています。

  • 「仕事のパフォーマンスが向上する」
    ※ハーバード・ビジネス・スクールの調査(2014年)より
  • 「キャリアにおける“気づき”を得て、キャリア展望を描くことができ」る
    ※働き方改革研究センターの調査(2018年)より

(上記カギカッコ内引用元:東洋経済オンライン|仕事時間を減らした人の「振り返り」という習慣 以下、カギカッコで示した小谷氏の見解は同資料より引用)

成長したい社会人に、振り返り習慣は必須であることがうかがえますね。では、忙しくて時間がない社会人は、具体的に、どのように振り返りを行なえばいいのでしょうか?

週にたった1回の〇〇で、仕事の質がグッと上がる02

小谷氏が提唱するのは「月曜日に目標を設定し、金曜日に成果を振り返る」こと。週1回の振り返りを、1週間のスケジュールに組み込んでしまうのです。

月曜日に立てる目標は、「SMARTゴール」という形式で決めると、振り返りがしやすくなるそうです。SMARTとは、「Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(実現可能)、Relevant(適切に最終目標に沿っている)、Time-bound (期限が定められている)」の頭文字をとったもの。

たとえば、

今週金曜日までに、3件の成約をとる。

という目標であれば、具体的かつ測定可能であり、今週金曜までという期限も設けられています。また、1週間で3件という値は十分に実現可能であり、かつ最終目標(年間の営業ノルマや会社の利益など)につながるという条件も満たしていますね。

このように明確な目標を決めておけば、金曜日は、その目標を達成できたかどうか振り返るだけ

この “週1振り返り” なら、時間がない……という問題もクリアでき、どうやって振り返ろう……と迷うこともなくなるはず。もし土日休みでない人は、「休日の前日に振り返る」といったルールを決めておくといいでしょう。とにかく「毎週同じタイミングで振り返りをする」ということを習慣にしてはいかがでしょうか。

週にたった1回の〇〇で、仕事の質がグッと上がる03

2. 週に1回「書類の整理」をする

ビジネスプランナーの坂戸健司氏は、「整理の時間」を日々の仕事のなかに組み込むことをすすめます。その方法のひとつとして挙げられているのが、「週1回」「1週間分の資料などの整理」をすること。

坂戸氏は「いつも仕事に追われている人は、整理力がない人であることが多い」と指摘。身辺の整理がおそろかになっていると、さまざまなミスや時間のロスにつながり、生産性の低下につながる恐れがあるのです。

(上記カギカッコ内引用元:坂戸健司(2014),『[図解] 誰からも「仕事ができる」と言われる!すごい整理術』, PHP研究所.)

「そうは言うけど、整理ってそんなに重要なの?」と思うでしょうか。じつは、こんな調査結果があります。

ライターの製造メーカーとして知られるZippoが2014年に行なった調査で、「日本人は一生のうち平均で75,322分間、つまり52日間をなくしものを探すために時間を費やしている」と報告されたのです。(引用元:アットプレス|日本人は、一生のうち平均で52日間も探しものをする!?

あなたももしかしたら、無意識のうちに、探し物に長時間費やしてしまっている可能性が。時間のロスを少しでも減らすため、週に1度は整理の時間を設け、机の上をきれいな状態に保っておきましょう。

坂戸氏によれば、週に1回の整理では「1週間分の資料」のうち「不要と思われるもの」を捨てるといいとのこと。

たとえば「毎週水曜日の退勤前の15分間を整理の時間に充てる」と決めたら、カレンダーやToDoリストに書き込んでしまいましょう。1週間分の書類の量なんてたいしたことない……と思うかもしれませんが、書類が大量にたまる前にこまめに整理することによって、ゆくゆく生じかねない時間の無駄を削減できますよ。

週1回のほかは、1日1回や月1回などもおすすめだとのこと。「仕事のサイクルの中に整理の時間を組み込んで」しまうのです。ぜひ習慣化してみてくださいね。

週にたった1回の〇〇で、仕事の質がグッと上がる04

3. 週に1回「上司にメール」する

ニュースレターサービス「RadReads」創設者で仕事術に詳しいケー・ハイ氏は、毎週金曜の午後の15分間を使い、以下の内容を記載した「報告メール」を上司に送ることを習慣にしていたそうです。

(以下は「GOVEXEC|The 15-minute weekly habit that eased my work anxiety and made my boss trust me more」の該当箇所を翻訳したもの)

  • その週に自分が完了した仕事
  • 変更された締切りや、遭遇した障害など
  • 待っていたこと(完成しているが、上司からの承認や、ほかの人の助けがいるタスク)

たとえば、以下のようなメールが考えられます。

  • 完了した仕事
    ――プレゼンテーションのスライド作成、原稿2本執筆、○○様への取材
  • 遭遇した障害
    ――参考文献を取り寄せる際に想定よりも時間がかかり、原稿執筆が遅れた
  • 待っていたこと
    ――来週配信予定の記事の確認待ち

つまり、「いま自分の仕事がどんな状況にあるか」「この1週間で何が変化したか」といったことを、1本のメールにまとめて上司に報告していたのです。

ハイ氏はこれを習慣にした結果、上司から頻繁に仕事の状況を尋ねられることが減り、ストレスから解放されたのだそうです。また、生産的な一週間を過ごすことができた場合は、メールによって謙虚にアピールすることができるとも。(参考:同上)

もちろん、すでに十分に上司と情報共有できているならば、わざわざメールを送る必要はないでしょう。しかし、

  • 上司と仕事の情報共有をする習慣がない
  • 書面は交わさず、口頭でしか情報共有していない
  • 「進捗はどう?」などとよく上司から聞かれる

……という場合は黄色信号。

ハイ氏を見習い、「週に1回の報告メール」を送ることを検討してみてもいいかもしれません。仕事がスムーズに運びやすくなるのはもちろん、認識の食い違いによる思わぬトラブルを防ぐことにもつながるはずです。

***
仕事の生産性が低いと自覚している方は、上記3つの「週1習慣」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

(参考)
東洋経済オンライン|仕事時間を減らした人の「振り返り」という習慣
坂戸健司(2014), 『[図解] 誰からも「仕事ができる」と言われる!すごい整理術』, PHP研究所.
アットプレス|日本人は、一生のうち平均で52日間も探しものをする!?
GOVEXEC|The 15-minute weekly habit that eased my work anxiety and made my boss trust me more

【ライタープロフィール】
佐藤舜
大学で哲学を専攻し、人文科学系の読書経験が豊富。特に心理学や脳科学分野での執筆を得意としており、200本以上の執筆実績をもつ。幅広いリサーチ経験から記憶術・文章術のノウハウを獲得。「読者の知的好奇心を刺激できるライター」をモットーに、教養を広げるよう努めている。

会社案内・運営事業

  • 株式会社スタディーハッカー

    「STUDY SMART」をコンセプトに、学びをもっと合理的でクールなものにできるよう活動する教育ベンチャー。当サイトをはじめ、英語のパーソナルトレーニング「ENGLISH COMPANY」や、英語の自習型コーチングサービス「STRAIL」を運営。
    >>株式会社スタディーハッカー公式サイト

  • ENGLISH COMPANY

    就活や仕事で英語が必要な方に「わずか90日」という短期間で大幅な英語力アップを提供するサービス。プロのパーソナルトレーナーがマンツーマンで徹底サポートすることで「TOEIC900点突破」「TOEIC400点アップ」などの成果が続出。
    >>ENGLISH COMPANY公式サイト

  • STRAIL

    ENGLISH COMPANYで培ったメソッドを生かして提供している自習型英語学習コンサルティングサービス。専門家による週1回のコンサルティングにより、英語学習の効果と生産性を最大化する。
    >>STRAIL公式サイト