あなたは綺麗な字を書くことができますか?

キーボードやスマートフォンで文字を書くことが一般的となった現代でも、自筆を書く場面は数多く残っています。例えば、契約書での署名。契約書のように、正式な書類で綺麗な字を書くことができれば、相手に良い印象を与えることができるはずです。また他にも、仕事のメモ書きで綺麗な字を書くことができれば、周りの人から一目置かれる存在になれるかもしれません。

そうはいっても、文字を綺麗に書くことは大変そうですよね。しかし実は、いくつかのコツを意識するだけで簡単に字を綺麗に書くことができるのです。今回は、そのためのコツを紹介します。

1.文字の末端を意識しよう

綺麗な字を書く時に1番意識したいのが、線の末端が雑になっていないかということ。

いつも文字を走り書きしていると、一画一画の末端を繋げて書いてしまったり、流して書く癖がついてしまったりします。そのように、線の末端で筆圧をほとんどかけず、ペン先をしっかり止めない書き方をすると、雑な印象を与えてしまうのです。

同様に、文字の末端にある「はね」、「はらい」、「折れ」を明瞭に書かないと、雑な印象を与えてしまいます。
特に、正式な文書を書く際に要求される楷書を書く場合、末端の丁寧さが文字の印象を大きく左右するので、線の末端を意識することがとても重要です。

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2.右肩上がりに書き、右下に重心を置く

綺麗な字を書くための技術として、文字を右肩上がりに書くということは良く知られています。ポイントは、左に比べ、6度だけ右が高くなるように文字を書くこと。

日本初の文字整正技術を生み出した富澤敏彦さんは、中国の石碑の文体を研究し、このルールを見つけ出したのだそう。例えば、「必」という文字であれば、以下のように書くのだそう。

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(引用元:ほぼ日刊イトイ新聞|六度法できれいな字

また、文字を右上がりに書くだけでは文字が傾いてしまうため、バランスをとるために字の重心を右下に置くとよいといいます。

2つ目のルールは、「右下重心法」といいます。右上がりにしますと、字は当然傾きます。そこで右の下に重心をかけることで、バランスをとるのです。

(引用元:ほぼ日刊イトイ新聞|六度法できれいな字

例えば、先ほどの「必」という漢字では、右下のはねを左下のはらいに比べて少し下に書くことで、全体のバランスを取っているのです。

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3. ペンの太さは太めがいい

綺麗な字というと、書き方にばかり気を取られてしまいますが、意外と重要なのが“ペンの太さ”。

実は、太いペンを使った方が線に強弱をつけやすいため、文字が綺麗に見えやすくなりるのです。また、太いペンの方が大きな字を書くときにバランスが良くなるのだそう。

実際、ペン習字の先生方の多くは、0.7ミリのボールペンを使用しているそうです。

『ペンの光』 20ヶ月ほどをさかのぼって、使用された筆記具を調べみてみました。(中略)集計したデータの3分の1が、品名まで分からない簡単な記載に留まっていたのが残念でした。それでも次のようなボールペンがよく使用されていることが分かりました。
・油性ボールペンは 0.7ミリが好まれている。
・ゲルインクボールペンは 0.4ミリが好まれている。
・低粘度に寄り過ぎた油性ボールペンは好まれない模様。

(引用元:ペン字いんすとーる|ペン習字の先生が使う筆記具の傾向を探る

ゲルインクボールペンは、インクの流れが良いので0.4ミリで0.7ミリとだいたい同じくらいの太さの線が書けるようです。また、正式な文書には使えませんが、先を丸めた鉛筆を使えば、線の強弱をつけやすく、綺麗な字をより書きやすくなりますよ。

普段から太いペンを使う必要はありませんが、綺麗な文字を書くときのために、太めのペンを1本用意してみても良いかもしれませんね。

***
綺麗な字は書けるだけで大きな強みになります。今まで諦めていた方も、今回紹介したポイント意識すれば、きっと綺麗な字を書けるようになるはずでしょう。ぜひ試してみてください。

(参考)
ペン字いんすとーる|【字が汚い】意識するだけで3割増しきれいな字を書く方法【お悩み解決】
ペン字いんすとーる|ペン習字の先生が使う筆記具の傾向を探る
ほぼ日刊イトイ新聞|六度法できれいな字
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