STUDY HACKER人気コンテンツの”大人英単語”です。 今回も論文や英作文、ビジネスライティングにも使えるちょっとお洒落な単語を紹介したいと思います。
becauseの代わりにsince
「〜だから」という順接の接続詞のsinceです。 becauseは文章の先頭に持ってくることは出来ませんが、sinceは文頭でも途中でも、どこでも使えます。それ以外の使い方は基本的にbecauseと同じです。
「もう時間がないから止めざるを得ない」 before:”We must stop because there is no more time.” after:”We must stop since there is no more time.”
explainの代わりにexamine
explainの代わりにillustrateが使えるよ!というのは時々見かけますが、今度はちょっと堅い表現で「考察する」という意味のexamineです。examineというと「テスト」とか「試験」というイメージですよね。しかし、実は「自分で調べて説明する」という意味もあるのです。 アカデミックな感じを出せるので、英語の論文ではかなりの頻度で使われています。
「この論文は産業革命について説明している」 before:”This thesis explains the Industrial Revolution.” after:”This thesis examines the Industrial Revolution.”
soの代わりにthus
soはthereforeやhenceで代用できると今までを通じて紹介してきました。英語は順接の接続詞が豊富で、今回はthusです。「だから」とか「そのため」と言って、主に文頭で使います。
「そういうわけで彼は私が有罪だと判断した」 before:”So he judged that I was guilty.” after:”Thus he judged that I was guilty.”
また、”so far”という表現で「これ(今)まで」という意味ですが、”thus far”と言い換えることが可能です。
althoughの代わりにalbeit
逆接の意味を持つalbeitという単語がありますが、みなさん知っていますか?論文で大活躍してくれる個人的にお気に入りの単語です。意味はalthoughと同じですが、albeitは文頭で使えない代わりに文中や文末で使えます。また、altoughと違い、albeitは形容詞や名詞、副詞にしか使えません。 使うとかなりかっこいいです。ネイティブも賢いと思うレベルらしいです。all be itが繋がってalbeitになりました。語源がわかると意味が覚えやすいですね。
「現実は幻想にすぎない。非常にしつこいものではあるが。」 before:”Reality is merely an illusion, although it is a very persistent one.” after:”Reality is merely an illusion, albeit a very persistent one.”
whileの代わりにwhereas
逆接の「一方で」という意味のwhileですが、whereasに置き換えが可能です。英作文や論文は逆接があってこそ光ります。というか、逆接がないと知的な文章は書けないと言ってもいいでしょう。 そんなときにwhereasを使ってみたら、ちょっとかっこいんじゃないでしょうか。 「君は彼女を単に好きなだけだが、私は彼女を愛している」 before:”I love her, while you merely like her.” after:”I love her, whereas you merely like her.”
会話や文章をちょっとかっこよくする5つの単語を紹介しました。 特に接続詞は、その人の知性が表れると言っても過言ではありません。適切な接続詞を使うとともに、お洒落な接続詞で文章を作ってみてはいかがでしょうか。全体的に簡単な英単語で構成されていても、ところどころに堅めの動詞や接続詞が入っているだけで、びっくりするほど彩りが加えられます。
普通の英作文に飽きた人は、ぜひチャレンジしてみてください。