「9つの性格タイプ」からわかる “快適に働くコツ”。あなたに足りないのはこれだった!

エニアグラムから仕事スタイルをアドバイス01

「いまの働き方が自分に合っていない気がする……」
「身近なあの人の仕事スタイルをまねしてみたものの、いまいちうまくいかない……」
仕事でこんな悩みを抱えている人はいませんか?

「エニアグラム」という考え方によれば、人間のタイプは大きく9つに分かれるとのこと。性格や考え方が異なれば、仕事スタイルが異なるのも当然と言えるでしょう。

今回は、エニアグラム研究所認定ファシリテーターであるティム・マクリーン氏と高岡よし子氏が監修した『エニアグラムで分かる 9つの性格』、同氏らが訳した『新版 エニアグラム【基礎編】 自分を知る9つのタイプ』、ベストセラー『ビリギャル』著者で坪田塾を運営する坪田信貴氏の『人間は9タイプ 仕事と対人関係がはかどる人間説明書』を参考にしながら、仕事スタイルの改善方法を9つのタイプ別にアドバイスします。

【タイプ1】完璧を求める人

<ワークスタイル>
何事に対しても「こうあるべき」と考えて、完璧なかたちで達成しようとします。妥協せず最後まで仕事をやり遂げようとするところが長所ですが、クオリティを求めるあまり、細部までこだわりすぎてしまう一面も。

<アドバイス>
細かい部分に無駄にこだわりすぎて作業が滞ってしまわぬよう、定期的に全体像を確認しましょう。たとえば、ガントチャートのような工程管理表をつくり、自分の作業の進捗を見える化するなど。また、細部にこだわるのも悪くありませんが、必ず期限を決めてそのなかで取り組むようにしましょう。

【タイプ2】助ける人

<ワークスタイル>
自分よりも人のために働きたいと考えるタイプです。周囲の人の表情をよく観察しており、何か察したら、あるいは頼まれたら、時間や労力を惜しまずに助けようとします。メンバーにとっては非常にありがたい存在ですが、自分のキャパシティを超えてまで人に尽くそうとしてしまうことも。

<アドバイス>
人のことばかり気にかけて自分の仕事が疎かになってしまわぬよう、どこまでは手伝ってどこからは手伝わないか、ある程度の境界線を自分のなかにもっておきましょう。たとえば、締切が差し迫った案件を抱えていて「本当はこっちをやらないといけないんだけどな……」と気がかりなのであれば、素直に自分を優先してかまわないのです。断る勇気をもちましょう。

エニアグラムから仕事スタイルをアドバイス02

【タイプ3】達成する人

<ワークスタイル>
目標を達成し、成功することで、自分の価値を感じます。競争心や向上心が強く、根っからの頑張り屋。その反面、休息をとるのが苦手です

<アドバイス>
時には休んでリラックスしましょう。休息のタイミングを可視化・ルール化するのも有効です。たとえば、週1回は残業をせず早めに帰宅し、のんびりとテレビを観ることに決めるなど。心身の健康は、目標達成に欠かすことのできない要素なのですから。

【タイプ4】個性を求める人

<ワークスタイル>
創造性に富んでおり、非凡な発想ができるアイデアマンです。人とは異なる価値観や個性に誇りをもっています。それゆえ、他人に理解してもらえなくて悩んでしまうことも。

<アドバイス>
「人に理解してもらえないのが当たり前」と割りきってしまうのも大切
。それでこそ、あなたの創造性は遺憾なく発揮されます。それでも気になるようであれば、日記で気持ちを表現してモヤモヤを解消しましょう。文字だけでなく、図やイラストで表現してもかまいません。

エニアグラムから仕事スタイルをアドバイス03

【タイプ5】調べる人

<ワークスタイル>
自分ひとりで物事を進めるのが得意です。ひとりで考えてひとりで結論を出す自己完結的な傾向にあります。逆に、チームワークは大の苦手で、他人に合わせることを苦痛に感じます

<アドバイス>
「選択と集中」を意識しましょう。1つのことに集中できていたほうが成果も上がり、情緒も安定するはず。たとえば、作業に没頭したいときは、Googleカレンダーなどで「◯時~◯時まで集中作業」と周知するのも手です。作業を邪魔されてイラっとすることも少なくなるでしょう。

【タイプ6】堅実家な人

<ワークスタイル>
ルールに忠実で、手堅くコツコツと作業を進めるのが得意です。ミスが許されない細かな仕事も難なくこなせます。一方で、突発的な出来事に遭遇すると不安を感じやすいという一面も。

<アドバイス>
このタイプの人に焦りは禁物。たとえば急にタスクを頼まれたような場合でも、期限を確認したうえで全体像を把握し、まずは入念に段取りを決めてしまいましょう。一度計画を立てたら、あとはそれに沿ってコツコツと進めていくだけです。

エニアグラムから仕事スタイルをアドバイス04

【タイプ7】熱中する人

<ワークスタイル>
短時間に集中して複数のことを同時にこなせます。企画力や行動力に長けており、物事をゼロから立ち上げるのが得意。しかし、物事を性急に進めようとしてしまうことも。きめ細かく管理するといった長時間に及ぶ作業を苦手としています。

<アドバイス>
熱しやすく冷めやすいところがありますが、確実に成果を出すには何よりも継続が必要。自分が本当にしたいことを少数に絞り込み、まずは最後までやり遂げてみるべきです。達成感を味わうことで一気にやる気が増し、あなた自身の能力も大きく伸びていくことでしょう。

【タイプ8】挑戦する人

<ワークスタイル>
大きなリスクや挑戦を引き受けます。本能的直観を信じて物事を判断するのです。パワフルで決断力がある一方で、時として頑固になり他人の意見に耳を傾けないことも。

<アドバイス>
思い込みで視野が狭くなる節があるので、ほかの見方を検討する余裕をもつべきです。自分の考えだけにこだわらず、さまざまな人の意見に対してオープンになりましょう。よりよい判断ができるようになるはずです。

エニアグラムから仕事スタイルをアドバイス05

【タイプ9】平和を好む人

<ワークスタイル>
ゆったりマイペースで協調性も抜群です。人に安心感を与え、人と人との和を取り持つ緩衝材としての役割を果たし、職場の雰囲気をよくします。一方で “事なかれ主義” の一面もあり、人の顔色ばかりうかがって自分の言いたいことがなかなか言えないことも。

<アドバイス>
いつまでも他人に合わせてばかりだと、ビジネスパーソンとしてなかなか独り立ちできません。自分の意見を述べること・相手の意見に異議を唱えることは喧嘩でもなんでもなく、チームとして成果を出すうえで大事なプロセス。いつも「はい」「わかりました」で終わらせず、どんなに小さなことからでもいいので、自分の意思を伝える練習を重ねていきましょう

***
以上をまとめると、こうなります。

エニアグラムから仕事スタイルをアドバイス06

自分のタイプに合わせて仕事スタイルを改善することで、短所を補いつつ長所を活かせるようになりましょう!

(参考)
ティム・マクリーン, 高岡よし子監修(2013),『エニアグラムで分かる 9つの性格』, マガジンハウス.
ドン・リチャード・リソ, ラス・ハドソン著, 高岡よし子, ティム・マクリーン訳
(2019),『新版 エニアグラム【基礎編】 自分を知る9つのタイプ』, KADOKAWA.
坪田信貴(2016),『人間は9タイプ 仕事と対人関係がはかどる人間説明書』, KADOKAWA.
日経doors|【診断】性格分析でもっと自分らしく仕事がデキる!
リクナビNEXTジャーナル|【あなたはどのタイプ?】『ビリギャル』の坪田先生が教える!9つのタイプ別「自分の伸ばし方」

【ライタープロフィール】
SHOICHI
大学院修了後、一般企業に就職。現在は会社を辞め、執筆活動をしている。読書、音楽、YouTubeが好き。

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