初対面の人と上手く話せすことはできますか?

様々な場所で、知らない人と会話をする機会は少なくありません。一方で、初対面の人としっかりとしたコミュニケーションを取るのは案外難しいものですよね。微妙な空気で会話が途切れがちになったり、興味なさそうな顔をさせてしまったり……。

人見知りである筆者も、就活中に隣の椅子に座った人との雑談には骨が折れました。相手は多分そんなことを求めてもいないのに、無理に盛り上げようとか、笑いを取ろうとか、がんばってしまっていました。けれど「取り敢えず会話を続けなきゃ」とか思いながら、いろんな人と会話を積み重ねていった結果、私はあることに気付きました。

「これを言ったら(したら)、会話が微妙な空気に包まれることがある」

そこで本日は、初対面の人と会話を続けたい人向けに、絶対にやってはいけないコミュニケーションを紹介します。

コミュニケーションにはルールがある

会話はそもそも、自分と相手で作るもの。二人ともが気持ちよくなるために話を引き出しあうことがたいせつです。こちらの話したいことだけを重視して好き勝手に話すと、会話は成り立たないのです。

サッカーをプレイするかのように、”連携する” ということを意識しましょう。親しい人なら阿吽の呼吸で連携が成立しても、初対面の人の場合はそうはいきません。会話の基本のルールを特にていねいに守りましょう。

初対面との人との会話で絶対にすべきでない 3つの”プレイ” をご紹介します。人見知りでも、話し下手でも、この3つさえ守れば、微妙な空気で会話が終了という自体は避けられるはずです。

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ルール1:ウソをつかない

会話のアクセントとして、すこし話を盛ることくらいはセーフでも、いきすぎて「ウソ」になってしまわないようにしましょう。

一度ウソをつくと、一貫性を保つためにウソをつき続けることになります。どこかで話が行き詰まった時点で、微妙な空気で試合終了です。適当なことを言って、なんとかごまかすことができたとしても、一度うまれた微妙な空気は簡単に消えるものではありません。

しかし話を盛ることは許されます。時にはそのほうが笑いを取って、場を盛り上げることもできます。こうして話を盛ることが許されるのは、たとえ事実を大げさに話したとしても、会話の詳細な部分を語ることができるからです。盛った話の土台は事実としてあるので、決して話が行き詰まることはありません。

ですが、ウソをつくと細かいディテール(詳細な時間や場所、人数)などを突っ込まれた時に、上手く答えられません。もし初対面で話を盛ったことがバレても「ゴメン、ちょっと盛った!」と笑って済まされますが、ウソを付いたことがバレるとその後話をどう続ければよいか困りますよね。

事実を曲げて話すことは控えましょう。

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ルール2:自慢しない

自慢がダメな理由は単にモラルの問題ではありません。自慢はカッコわるい、謙虚さが大事といったことはさておき、自慢という行為は「自分のキャラクターを相手に押し付ける」ことに他なりません。

初対面で自慢話を聞かされると、「私を尊敬しろ」という命令的なニュアンスを会話から読み取り、この人を掘り下げたい(もっと知りたい)という気持ちが薄れていきます。

仕事ができる、収入が高い。そう言いたい気持ちはわかります。だけど上には上がいて、相手が上だった場合反応に困らせてしまいます。

人間は意外と鋭くて、人の自慢には敏感です。周囲に自慢話の多い人が何人か思い浮かびませんか? しかもあまり知らない人の自慢話なんて、聞いていて退屈ではありませんか?

自戒と反省を込めて、「自慢はダメ」と自分に言い聞かせておきましょう。

ルール3:相手の言うことを否定しない

最後のNGは相手の言うことを否定することです。イエスかノーを決める重要な話し合いならともかく、初対面の相手に自分の発言を否定される不快です。自分の解釈を押し付けたところに、心地よい会話は生まれません。会話の勝利は、自分の意見を通すことではなく、ふたりが心地よく過ごすことです。

特に「嫌い」や「違う」。喉から簡単に出てくるこれらの言葉で、相手をつい否定してしまっている人は多いのではないでしょうか。こうしたワードはよく議論を呼び、初対面の人が互いに親しさを深めていくはずのコミュニケーションの場が論争に変わってしまいます。

そこで「嫌い」「違う」という言葉を初対面の会話では封印してみてはいかがでしょう。代わりに、「~という解釈はどう?」「だったら~~もいいんじゃないかな?」など否定を用いずに相手に対して提案する方法はいくらでもあります。

以外とできない人が多い、この「否定NG」、明日から実践してみてはいかがでしょう。

***
初対面の人と話しにくさを感じている人は、まずは上記のルールに気をつけてみて下さい。
会話という連携プレーを乱すことを避けて、互いにとって気持ちのよいコミュニケーションを行う努力を始めてみましょう。

参考文献
吉田尚記著(2015),『なぜこの人と話をすると楽になるのか』,太田出版
平野啓一郎著(2012),『私とは何か――「個人」から「分人」へ 』,講談社現代新書
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