忙しい人ほど知っておきたい！　効果抜群、ストレス解消３つの基本。 - STUDY HACKER（スタディーハッカー）

ストレスは、私たちにとって切っても切れない存在です。株式会社オウチーノが行った調査によると、約8割が仕事にストレスを感じているのだとか。ストレスを感じたら、すぐに解消したいところですが、忙しい日々が続くとストレスは放置され蓄積していってしまうものです。そのままストレスを放置し続けていると、鬱などの病気の原因にもなりかねません。

今回は、多忙を極める有名人や経営者が実際に行なっているストレス解消法をご紹介します。

紙に書きだす

「ストレスがあったら紙に書き出してその原因と向き合う」と、語っているのは女優の石原さとみさんです。

この方法には、メリットが2つあります。 1.クリアリングに役立つ クリアリングとは、潜在意識を空っぽにすることです。

人はボーっとしているときでも常に頭を働かせて何かを考えており、頭の中はすぐに一杯になってしまいます。この状態では、自分が今何に悩んでいるのか、どうすれば解決できるのかを考えることもままなりません。他のことを考えようとしても、その悩みが邪魔をしてうまく集中することもできないでしょう。

そんな時、悩みやストレスを紙に書き出せば、脳は「これを記憶しておかなくてもいいんだ」と考えるようになるので、頭の中からそのことを追い出すことができ、ストレスを減らしたり、ストレスに向き合える身体状況を作ることができます。

2.客観的に悩みと向き合える 自分の頭の中だけで悩みと向き合い続けると、どうしても冷静に考えることができず、良い解決策をなかなか思いつけません。しかし、紙に書き出しアウトプットすることでその問題に対する解決策を客観的に考えることができます。

客観的に考えることが苦手だと感じる人は、人に相談してみるのもいいでしょう。特にお酒の席であれば、相談しにくいことでも案外さらっと相談できますし、人に新たな視点からアドバイスをもらえば、ずっと悩んでいたことでも案外簡単に解決するかもしれませんよ。

コーピング

コーピングという方法を知っていますか？聞きなれない方も多いのではないでしょうか。

これは、ストレスが頂点に達する前に気晴らしをしてストレスを溜めないようにする方法で、多くの宇宙飛行士やスポーツ選手が実践しているのです。

やり方はとても簡単。まず、自分のストレスとなっていることをできる限りリストアップします。職場の人間関係や仕事の行き詰まりなどはもちろんのこと、早朝に隣の家がうるさいなど、些細なことも全てリストアップするのです。

次に、あなたのストレスが解消されることであり、簡単に達成できることを100個ほど書き出してみましょう。読書やライブ、部屋の掃除やスイーツを食べるなど、とにかく簡単なことで構いません。ブランドのカバンを買う、仕事を1週間休む、といった現実味のないことは達成されなかったときにストレスになってしまう可能性があるので書かないようにしましょう。

あとは、そのリストを持ち歩いて、ストレスを感じたらなるべく早く、その中のどれかを実行するように意識するだけです。

宇宙飛行士やスポーツ選手にとって、宇宙船内やスポーツチームの中だとしばしば閉塞的な人間関係に陥り、ストレスを抱えたままでは関係も悪化し、自らの作業効率にも大きく悪影響が出てしまうかもしれません。そのため、このコーピングという方法が多く用いられるようになりました。

特に、職場の人間関係にストレスを感じている人にとって、良い方法といえるでしょう。

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