野村克也『カリスマの言葉』
「運命」とは、本人の意志にかかわらず人に訪れる巡り合わせのこと。つまり、本来の意味においてはその人自身が変えられるものではありません。 受験や就職など人生の節目で、努力の甲斐なく希望とはちがう道に進まざるを得なくなったり、なんらかの不幸な出…
「適材適所」という言葉は、ビジネスの場で頻繁に聞かれるもののひとつです。部下や後輩を抱え、多くの外注先と仕事をするような立場にあるビジネスマンなら、誰もが肝に銘じていることでしょう。 しかし、あらためて周囲の人間の顔と能力を思い起こしてみて…
思春期の中高生や20代の学生にとって、自身がどんどん変化していくことはとても楽しいものです。日々、学校で学習することで知識を蓄積し、目にするあらゆるものが新鮮に映る。体もぐんぐん大きくなり、トレーニングをすればスポーツのスキルは目に見えて向…
「天賦の才」という言葉があるように、才能とは生まれながら持っている能力のこと。英語では「gift(贈り物)」という単語でも表されます。つまり、生まれたあとの努力でどうこうできるものではないのです。 では、才能を持って生まれた者には、才能を持たざ…
実力は折り紙つきなのになぜか勝利に恵まれなかったり、運に見放されてしまったりするプロ野球選手はたくさんいると野村克也さんは言います。これはスポーツに限らず、仕事の場面でも同じかもしれません。周囲から応援される人や、どういうわけか運がいい人…
なにかを新しくはじめるときに大切になる「基礎体力」は、ノウハウやメソッドだけでは養うことはできません。むしろ、良質なノウハウやメソッドを存分に活かすためにも、基礎となるべき知識や技術があると野村克也さんは考えています。 今回は、まさに独自の…
あなたのまわりには「地頭がいい」と感じさせる人はいますか? 地頭と聞くと、努力とは関係のない生まれ持った素質のように思えますが、地頭の良さの本質を理解できると、それを養うこともできると野村克也さんは考えています。 今回は、さまざまなジャンル…
プロ野球選手であろうとなかろうと、競争社会にいる以上は口にしてはいけない3つの禁句があると野村克也さんは言います。とくに自分のことを、「才能に恵まれているわけではない」と感じている人はなおさら、その禁句を封印する必要があるそう。 野村さん自…
「考える」こと。そして、その考えにもとづいて「行動する」こと。このふたつのステップは人が成長していくために欠かせない要素ですが、野球評論家の野村克也さんは、考えることの前にもうひとつ、とても大切なステップがあると考えています。そしてこの力…
現役選手時代に輝かしい記録を打ち立てた後も、名解説者として、また4球団にわたって名監督として活躍した野球評論家の野村克也さんは、人は何歳になっても年齢に適した活躍をすることができるといいます。 今回は、野村さんが持ち前のマネジメント力を存分…
なにかを知ったり学んだりすることは、単純に「知識や情報を得ること」だと考えていませんか? じつは、「知ること」の効用はもっと深いもので、自分の成長や進歩にとって欠かせない営みだと野球評論家の野村克也さんはいいます。 謙虚な姿勢で学びを続けて…
仕事で壁にぶつかったときや行き詰まったときに、それでもしっかりと前へ進んでいく力を得るためには、「自分らしさ」という要素にヒントがあると野球評論家の野村克也さんはいいます。 行き詰まっているのは自分なのに、そんな自分自身へと戻っていくのは勇…
5人目のカリスマは、プロ野球人生62年──野球評論家の野村克也氏。 人は感じるからこそ考え、その考えに基づいて行動する。「考え抜く」ことで道を切り開いてきた野村氏は、「思考を変えれば人生は劇的に変わる」と言う。人生を変える『カリスマの言葉』とは…