勉強スケジュールをどうやって管理しよう? どうやってモチベーションを維持しよう? 勉強に関するさまざまな悩みは、スマホアプリを活用することで解決できるかもしれません。最近は勉強に役立つ便利なアプリがたくさんリリースされており、うまく取り入れることで勉強をより効率的に進めることができるのです。
以下では、勉強に使えるアプリを16個、厳選してご紹介していきます。
- 社会人の勉強におすすめのアプリ1:資格勉強のスケジュール管理に「aTimeLogger」
- 社会人の勉強におすすめのアプリ2:勉強時間の記録に「コソ勉」
- 社会人の勉強におすすめのアプリ3:暗記ものに「単語帳メーカー」
- 社会人の勉強におすすめのアプリ4:録音勉強法の実践に「ディクタフォン」
- 社会人の勉強におすすめのアプリ5:習慣化を促す「みんチャレ」
- 社会人の勉強におすすめのアプリ6:三日坊主の克服に「継続する技術」
- 社会人の勉強におすすめのアプリ7:タイムラプスに挑戦「Hyperlapse from Instagram」
- 社会人の勉強におすすめのアプリ8:モチベーション維持に「Donelist」
- 社会人の勉強におすすめのアプリ9:適度な雑音をつくる「Coffitivity」
- 社会人の勉強におすすめのアプリ10:集中できる音楽集「focus@will」
- 社会人の勉強におすすめのアプリ11:スキマ時間で英語力アップ「ENGLISH COMPANY MOBILE」
- 社会人の勉強におすすめのアプリ12:英語勉強に最適「TED」
- 社会人の勉強におすすめのアプリ13:英語初心者でも「Podcast」
- 社会人の勉強におすすめのアプリ14:TOEIC対策に「Listening Hacker Pro」
- 社会人の勉強におすすめのアプリ15:本場の英語の勉強に「BBC Learning English」
- 社会人の勉強におすすめのアプリ16:プログラミングに挑戦「Progate」
社会人の勉強におすすめのアプリ1:資格勉強のスケジュール管理に「aTimeLogger」
勉強に役立つアプリの1つめは「aTimeLogger」(iOS/Android)です。
効率的に勉強を進めていくためには、スケジュールの管理はとても大切です。たとえば資格勉強の場合なら、○月×日までにこれくらいの力をつけなければいけない、という明確な期限があるため、スケジュールを立てておかないと、1日あたりどのくらい勉強を進めれば十分なのか把握できません。また、やるべきことの全体像が見えないことで、重要な項目と重要でない項目の区別ができず、勉強の仕方に無駄が増えてしまいます。
たとえ試験などの期限がない勉強の場合にも、漠然とダラダラ勉強を進めるよりは、自分の中で期限やノルマを設けることで、勉強の質を高めることができるはずです。
「aTimeLogger」は、自分がどんな勉強にどれくらいの時間を使っているのか把握したいときに役立ちます。「aTimeLogger」を開くと「仕事」「移動」「勉強」などいくつかのボタンがあり、各ボタンをタップすると時間の計測が始まります。たとえば、朝の9時に「勉強」ボタンをタップし、12時13分に計測を止めたとすると、3時間13分の時間を勉強に充てた、とアプリの中に記録されます。
同様に「移動」「仕事」「入浴」など自分の行動すべてを記録しておくことで、時間の使い方に無駄がないか、改善の余地はないか客観的に見直すことができるのです。ボタンは自分で編集することもできるので、勉強をさらに細分化し「英単語を覚える」「英文を読む」「問題集を解く」という具合に分けることもできます。
「aTimeLogger」には、目標を設定する機能も用意されています。たとえば「1日あたり2時間、問題集を解く」という目標を設定すると、目標達成までどのくらいの時間が残っているのか視覚的に知ることができます。目標機能を使うことで、まるでゲームの経験値を上げるような感覚で楽しく努力を継続できるのです。
「aTimeLogger」はiPhoneやiPad、Androidに対応しており、勉強のスケジュールを正確に管理したい人にぴったりのアプリです。
社会人の勉強におすすめのアプリ2:勉強時間の記録に「コソ勉」
勉強の成果を記録するのにおすすめのアプリが「コソ勉」(iOS)。「コソ勉」は、以前STUDY HACKERでご紹介した「ぬりえ勉強法」が元となったアプリです。
「ぬりえ勉強法」とは、その名の通り勉強時間をぬりえ式に記録していく勉強法です。やり方は、B5サイズの方眼紙を用意し、15分勉強したら蛍光ペンで1マスぶん塗っていくだけ。蛍光ペンの色は、英単語を覚えたら赤、問題集を解いたら青、といった具合に内容や教科によって分けておきましょう。たとえば、英単語の暗記に2時間取り組んだら、赤色で8マスぶん塗ることになります。
「ぬりえ勉強法」で自分の頑張りが可視化されると、やる気や達成感が高まるばかりか、勉強のバランスに偏りがないか反省することにもつながります。実際、以前STUDY HACKERでこの「ぬりえ勉強法」を紹介したライターは、1年間に3,000時間もの猛勉強をすることができ、見事京都大学に合格を果たしました。
「コソ勉」を使うと、スマートフォン1つで手軽に「ぬりえ勉強法」を実践することができます。アプリを開くと方眼紙のようなマス目があり、そのマス目を9色の中から好きな色を選んで塗っていくことで、勉強時間が15分刻みに記録されます。今までの総勉強時間をまとめて振り返る機能もあるので「こんなに頑張ったんだ!」という達成感を味わうこともできますよ。
勉強時間を視覚的に把握したい人にはイチオシのアプリです。
社会人の勉強におすすめのアプリ3:暗記ものに「単語帳メーカー」
勉強におすすめのアプリの3つめは「単語帳メーカー」(iOS/Android)。スマホ上にオリジナルの単語帳を作ることができます。
「単語帳メーカー」は英単語などの語学勉強はもちろん、資格試験で出題される専門用語など、暗記ものの勉強全般に役立ちます。画像を設定することもできるので、人物名や図表などを暗記するのにも便利です。
そのほか、「単語帳メーカー」には以下のように便利な機能があります。
エクセルとの連動
「単語帳メーカー」はエクセルと連動させることができます。単語帳に登録した言葉をエクセルに流し込んだり、反対にエクセルに打ち込んだ大量の単語をまとめて登録したりすることができます。
ランダム再生
単語カードの順番をランダムに入れ替えることができます。単語カードの順番がいつも同じだと、何度も使っているうちに順番を覚えてしまい、暗記の練習にならなくなってしまいますよね。
なので定期的に単語カードの順番を入れ替える必要があるのですが、紙の単語帳だと、いったんカードをバラバラにして混ぜ、向きをそろえて閉じ直す作業はあまりにも面倒。アプリなら簡単ですね。
カードごとにメモを書ける
特に重要なカードや覚えにくいカード、特記事項があるカードには、メモを添えておきましょう。単語そのものだけでなく、関連情報もまとめて覚えることができます。
自動めくり機能
自動的に単語帳をめくる機能もあるので、スマホから手を離したままでも暗記することができます。次に単語帳がめくれるまでの間に思い出せるかという、タイムアタック的な使い方をするのもいいでしょう。
資格試験や言語勉強をする際には、ぜひ役立てたい優れたアプリです。
社会人の勉強におすすめのアプリ4:録音勉強法の実践に「ディクタフォン」
録音勉強法の実践に使えるアプリが「ディクタフォン」(iOS/Andoird)です。録音勉強法とは、テキストを自分で読み上げた音声を録音して繰り返し聴く勉強法。通勤・通学の電車内や歩いているときなど、テキストを取り出しづらい状況でも勉強することができ、隙間時間を有効活用できるのがメリットです(録音勉強法について、詳しくは「『録音勉強法』をやってみたら、1週間で500分の “スキマ時間” を暗記に使えた話。」をお読みください)。
「ディクタフォン」はバックグラウンド再生・録音に対応しているので、スマホでほかのアプリを立ち上げながらでも聴くことができるのが大きな強みです。また、さまざまなファイル形式に対応している、PCに音声をインポートできる、着信があったときに再生を一時停止できる、再生速度を変更できるなど、嬉しい機能がたくさん搭載されています。
隙間時間に携帯・スマホで勉強したいときには、ぜひ役立てたいアプリです。
社会人の勉強におすすめのアプリ5:習慣化を促す「みんチャレ」
勉強を習慣化するのに役立つアプリが「みんチャレ」(iOS/Android)です。
「みんチャレ」は「みんなと一緒にチャレンジ」という意味で、同じ習慣を身につけたい仲間と励まし合ったり、成果を報告し合ったりできるアプリです。たとえば「SPIの勉強コミュニティ」に入れば、自分と同じようにSPIの勉強をしている人たちとコミュニケーションを取ることができ、「今日は○○時間も勉強できた」「今日はサボってしまったので明日こそ頑張る」など、自分の状況を投稿し、コメントをもらうことができるのです。
自分1人の意志では続けられなくても、他人の目を意識したり、同じ志の仲間と張り合ったりすることで、習慣を継続するモチベーションを維持することができます。筑波大学の「中高年の運動の習慣化」を研究した事例でも、個人運動のみのグループより、集団運動も取り入れたグループのほうが、参加率が25%も高く、また達成感や好奇心の値も高かったという結果が報告されています。
良い習慣を身につけることは、勉強や仕事で大きな成果を得るためには欠かせません。たとえば、多くの人にとって「歯磨き」は習慣になっており、寝る前や朝出かける前になると、何の抵抗もなく洗面所の前に立つことができるはずです。一方で、まだ習慣化されていない子どもにとって、歯磨きはとても面倒臭く億劫に感じられるでしょう。
私たちにとっての勉強も、この「子どもの歯磨き」と同じです。勉強が習慣化されていない段階では、勉強を始めようとするたびに「面倒だなあ」というストレスを感じてしまうのです。長期的に勉強を続けていくためには、毎日のルーティンの中に勉強を取り入れて身体に覚えさせ、当たり前の習慣にしていくことが必要なのです。
勉強に限らず、何か新しい習慣を身につけたいときには、ぜひ「みんチャレ」を活用してみてください。
社会人の勉強におすすめのアプリ6:三日坊主の克服に「継続する技術」
もう1つ、勉強の習慣を身につけたいときに便利なアプリをご紹介します。「継続する技術」(iOS/Android)というアプリです。
「継続する技術」は、習慣化したい行動と時刻を入力するとアプリから通知が届く仕組み。たとえば「朝7時から問題集を解く」と登録しておけば、時間通りに知らせてくれます。
「継続する技術」は単なるリマインダーにとどまりません。続けやすい目標の立て方や、モチベーションを維持する方法、「3日坊主の人あるある」など、習慣を続けるのに必要なプチ情報をイラストつきで提供してくれる機能も備えているのです。
白と水色を基調としたデザインで、つい毎日開きたくなるような可愛らしい見た目になっています。楽しく勉強習慣を続けるには最適なアプリです。
社会人の勉強におすすめのアプリ7:タイムラプスに挑戦「Hyperlapse from Instagram」
勉強の様子を撮影したり、動画サイトに投稿したりするには「Hyperlapse from Instagram」(iOS)というアプリがオススメです。
近年、勉強に関する動画をYouTubeに投稿する「Study Tuber」たちが活躍しており、10代~20代の若者から支持を集めています。Study Tuberが主に投稿するのは、自身が勉強する様子を撮影した「タイムラプス動画」です。
タイムラプス(time lapse)とは、和訳すると「時間の経過」という意味。つまり、長時間に渡って撮影した動画に、再生速度を速める編集を施し、再生時間を数分程度に短くした動画を指します。よくテレビなどで目にする、一晩の星の運行を早送りで見せるような映像がタイムラプス動画の一例です。
ちょっと変わった活動に興味を持っているなら、視聴者としてStudy Tuberの動画を観るだけでなく、自分も勉強の様子を投稿してみては? 後で投稿することを考えればうかつにサボることもできないので、緊張感が高まり勉強に集中できるはずです。
アプリ「Hyperlapse from Instagram」を使えば、自分の勉強の様子を簡単にタイムラプス動画として撮影することができます。「Hyperlapse from Instagram」の操作はシンプル。動画の再生速度を最大12倍まで変更でき、手ブレの補正など便利な機能もついています。タイムラプス動画を作成するには、カメラを長時間作動させつづけなければならないので、ブレの補正機能は欠かせないのです。
勉強への意識を高めたり、頑張りを友達と共有したりしたい方におすすめのアプリです。
社会人の勉強におすすめのアプリ8:モチベーション維持に「Donelist」
勉強のモチベーションを維持するのに便利なのが「Donelist」(iOS)というアプリです。
「Donelist」とは「やったことリスト」という意味。よく耳にする「やること(ToDo)リスト」が計画を進めていくために必要であるのに対し、「やったことリスト」は達成できたタスクを記録しておくことで自分の頑張りを確認でき、モチベーションを高めたり、さらなる改善を図ったりするのに役立ちます。
また「やることリスト」は目標を達成した後に何も残らない(できなかったことだけが残る)のに対し、「やったことリスト」ならやった分だけ証が残ることになります。自信をなくしたときなどにリストを振り返れば「自分はこれだけのことをやってこられたんだから!」と気持ちをポジティブに切り替えることにも活用できます。
アプリ「Donelist」はカレンダーのような見た目。達成したことをアプリに記録すると、日付の上にスタンプが押されていきます。まるで夏休みの「ラジオ体操」に参加するたび、スタンプが溜まっていくような気持ちになりますね。楽しく習慣を続けることができるのです。
勉強を楽しく継続したい方におすすめのアプリです。
社会人の勉強におすすめのアプリ9:適度な雑音をつくる「Coffitivity」
適度な雑音をつくることで勉強に集中しやすくするのが「Coffitivity」(iOS/Web)というアプリです。
図書館のような無音の場所より、カフェのような適度な雑音がある環境のほうがかえって集中できた、という経験はありませんか? 実際に、人間はうるさすぎない程度の適度な雑音があったほうが集中力が高まるという研究が報告されています。
適度な雑音があったほうが集中しやすい理由は「マスキング効果」という心理効果にあります。無音の場所だと、私たちは「自分から出る音」に気を取られ、集中力が落ちてしまいます。たとえば、自分がキーボードを打つ音、咳払いをする音、鼻をすする音などが大きく聴こえ、気になってしまうのです。
適度な雑音がある環境なら、雑音の中に自分の音が紛れる(マスキングされる)ため、変に気を遣う必要なく作業に集中することができます。
「Coffitivity」には「朝のざわめき」「ランチタイムのラウンジ」「大学の雑踏」など何種類もの環境音が入っており、気分や状況に合わせた音を選ぶことができます。もちろん音量も自在に変えられます。
静かすぎる環境だとどうも勉強に集中できない、という方にはおすすめのアプリです。
社会人の勉強におすすめのアプリ10:集中できる音楽集「focus@will」
同じ音響関連で、勉強向きの音楽をセレクトしてくれるアプリが「focus@will」(iOS/Android)です。
「focus@will」は集中力を高める効果がある音楽だけを再生してくれる、という優れもの。再生リストの音楽はカリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学チームによって選曲されています。ゆったりとしたテンポの音楽(60bpm程度)は集中時の脳波であるα波を発生させやすいなど、心理学の知見に基づいて選ばれているのです。
使い方はシンプルで、聴きたいジャンルを選んで再生ボタンを押すだけ。余計な操作に時間を取られることもありません。もし曲が気に入った場合は、簡単な操作で購入することもできます。
勉強をするときには音楽が欠かせないという方にはぜひ活用していただきたいアプリです。
社会人の勉強におすすめのアプリ11:スキマ時間で英語力アップ「ENGLISH COMPANY MOBILE」
アプリではありませんが、スキマ時間で英語を勉強したい方におすすめなのが、「ENGLISH COMPANY MOBILE」。PCとスマートフォンで使えるWebサービスです。
累計13,000名の英語力を伸ばしてきた英語パーソナルジム「ENGLISH COMPANY」の高密度トレーニングに、スマートフォンひとつで気軽に取り組めます。英会話に必要な語彙力や、英文を読解するためのスキルを、効率よく伸ばすことが可能です。
英字新聞「Nikkei Asia」や株式会社アルクの教材を使用しており、内容は定期的に更新されます。難易度は全部で5段階。常に最新のテキストで、自分のレベルに合った英語学習ができます。勉強アプリのような感覚で使ってみてくださいね。
関連記事:TOEICのリスニング対策アプリおすすめ9選! 選び方や活用するコツも紹介
社会人の勉強におすすめのアプリ12:英語勉強に最適「TED」
英語勉強におすすめなのが「TED」(iOS/Android)という無料アプリです。
「TED」を使えば、識者や著名人が英語でスピーチやプレゼンテーションをしている動画を視聴でき、良質な英文にたくさん触れられます。登壇者はマイクロソフトCEOのビル・ゲイツ氏など一流の経営者や学者、アーティストなど、各分野を極めた一流たちばかりなので、英語の学習を抜きにしても役立つ内容です。
英語学習者に嬉しいのが「二重字幕」の機能。つまり、映像の中で話されている英文の字幕と、和訳を同時に見ることができるのです。わからない単語をいちいち調べて……という手間をかけずに英文の意味を知ることができるため、多少高度な内容でも安心ですね。
ビジネス英語の勉強をしている方や、英検・TOEIC(トイック)・TOEFL(トフル)を受験する方だけでなく、多くの学生や社会人にも利用していただきたいアプリです。
社会人の勉強におすすめのアプリ13:英語初心者でも「Podcast」
もう1つ、英語を勉強している方におすすめなのが「Podcast」です。「Podcast」はインターネットラジオ(テレビ)の一種で、プロからアマチュアまで様々な人が音声を配信しています。
基本的にどのコンテンツも無料で聴けるのが「Podcast」の嬉しいところ。ニュースや語学番組、娯楽番組などコンテンツの種類は多種多様です。「English as a Second Language」や「Cnn Student News」など、英語学習に役立つ番組は、英語学習初心者の聴き流し教材として最適です。
「Podcast」を利用できるアプリはさまざまです。iOSなら「Apple Podcasts」、Androidなら「Google ポッドキャスト」はいかがでしょうか。いつでもどこでもスマホ・携帯で勉強できます。
社会人の勉強におすすめのアプリ14:TOEIC対策に「Listening Hacker Pro」
TOEICなどに向けた英語のリスニングの勉強に役立つアプリが「Listening Hacker Pro」(iOS/Android)です。
「Listening Hacker Pro」では、ただ漫然と英語を聴き流すだけでなく、ネイティブたちの発音に共通する6つの規則を重点的にトレーニングすることで、効率的にリスニング力を向上させることができます。6つの規則とは、たとえば「tはrのように発音する(get it on=げ・り・ろん)」「単語の最後が次の単語の最初の子音と似ていたら、前の子音が欠落する(shop’s still=しょっぷ・すてぃる)」などです。
リスニングの勉強と言えば「とにかく聴きまくるしかないもの」という常識がある中で、「Listening Hacker Pro」のようにロジカルに学べるアプリは貴重です。自分にはセンスがないから、と今まで諦めていた方も、本アプリでリスニングの勉強に再チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
社会人の勉強におすすめのアプリ15:本場の英語の勉強に「BBC Learning English」
新鮮な話題やコンテンツを使って英語を勉強したい方には「BBC Learning English」(iOS/Android)というアプリがおすすめです。
「BBC Learning English」はイギリスのテレビ・ラジオ放送局BBC(British Broadcasting Corporation)が運営している英語学習アプリで、「ビジネス英語」「日常英語」「語彙」など、さまざまなカテゴリーの番組が用意されています。お気に入りの番組をフォローしておけば、新しいコンテンツが配信されても見逃す心配はありません。
話題トピックに関するトークを聴きながら、毎回6つの表現を学ぶことができる「6 Minute English」、ネイティブの間で流行りの口語表現を学べる「The English We Speak 」など、どれも良質な番組ばかり。実践的な英語を勉強したい方にはおすすめのアプリです。
社会人の勉強におすすめのアプリ16:プログラミングに挑戦「Progate」
最後に、プログラミングを勉強したい方向けのアプリ「Progate」(iOS/Android)をご紹介します。
「Progate」は、オンライン講座を通じてプログラミングを独学できるアプリです。講座は実際のプロダクトをつくりながら進むため、知識を詰め込んで終わるのではなく、実践的なスキルを身につけることができます。
学べる言語の種類も、HTML&CSSはもちろん、JavascriptやPHP、Rubyなど主要な言語を網羅しており、イラストつきのスライドで学ぶことで視覚的にコードの仕組みを理解することができます。プログラミング環境を自分で構築する必要もないため、初心者がゼロから始めるにはうってつけです。
今までプログラムを組んだことなんてないけれど試しに勉強してみたい、ITへの理解を深めたいという方には特におすすめのアプリです。
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勉強に役立つ16個のアプリをピックアップしました。勉強の効率化に、モチベーションの維持に、ぜひ役立ててみてくださいね!
(参考)
App Store|aTimeLogger 2
STUDY HACKER|やる気も実力も“勉強記録”で伸ばす! アプリやノートで簡単&効果的な、勉強記録の作り方
STUDY HACKER|紙とペンで “毎日続けられる” 人になる。StudyHacker発『ぬり絵勉強法』を習慣化に役立てろ!
単語帳メーカー|フラッシュカードが作れる単語帳アプリ
App Store|ディクタフォン - 音声レコーダー&ボイスメモ
STUDY HACKER|「録音勉強法」をやってみたら、1週間で500分の “スキマ時間” を暗記に使えた話。
みんチャレ
STUDY HACKER|習慣化は “誰かと一緒” でうまくいく! 『習慣ともだち』を2ヶ月続けたら早起きできるようになった話。
STUDY HACKER|学力向上は生活習慣の確立と時間の使い方で勝負が決まる——東大首席卒・NY州弁護士 山口真由さんインタビュー【第2回】
STUDY HACKER|「習慣化」が仕事力を上げる——習慣化コンサルタント・古川武士さんインタビュー【第1回】
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STUDY HACKER|「続ける」を当たり前に。あなたの習慣化を手助けする、3つのおすすめツール
App Store|Hyperlapse from Instagram
App Store|Donelist
STUDY HACKER|生産性向上には「やることリスト」より「やったことリスト」が効く! おすすめアプリもご紹介
App Store|Coffitivity
STUDY HACKER|「集中できない」はアプリで解決! 勉強の集中を助けてくれる、4つの便利なツールたち。
App Store|focus@will
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STUDY HACKER|朝の “30分” が私を変えた。「朝活」×「TED」でプレゼンが得意になった話。
Google Play|Google ポッドキャスト
STUDY HACKER|スキマ時間にぴったり。いまさら人に聞けない "ポッドキャスト" の魅力
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STUDY HACKER|リスニング特訓アプリ『Listening Hacker Pro 』登場! 英語の耳を手に入れろ!
Google Play|BBC Learning English
STUDY HACKER|これは使える! 通学・通勤電車内でのおすすめ英語勉強アイテム
Progate
【ライタープロフィール】
佐藤舜
大学で哲学を専攻し、人文科学系の読書経験が豊富。特に心理学や脳科学分野での執筆を得意としており、200本以上の執筆実績をもつ。幅広いリサーチ経験から記憶術・文章術のノウハウを獲得。「読者の知的好奇心を刺激できるライター」をモットーに、教養を広げるよう努めている。