圧倒的に仕事ができる人の特徴14選。仕事ができる人はこれが得意!

圧倒的に仕事ができる人の特徴14選。仕事ができる人はこれが得意!

仕事ができる人になりたい、という思いは、ビジネスパーソンなら誰でも持っているはず。しかし、ビジネス書には「仕事ができる人」について様々な情報が載っており、どうすれば仕事ができるようになるのか、またどんな人が「仕事ができる人」なのか、明確な答えを持っている人は少ないでしょう。

本記事では、仕事ができる人の定義や、仕事ができるようになるには何を頑張ればよいのかをまとめました。日々の仕事の改善に役立て、「仕事ができる人」を目指しましょう!

仕事ができる人とは

仕事ができる人とはどのような人を指すのでしょうか? 最もわかりやすい定義としては、業務の数値目標を達成し続けていることが挙げられます。いわゆる「仕事ができる風」の人との違いは、数値目標を達成しているかどうかです。

いくら意識が高く、豊富な知識を持っている人でも、結果を出せなければ「仕事ができる人」とはいえません。ビジネスには「利益を出す」という明確な目的がある以上、「仕事ができる人」とは「結果を出せる人」であるはずです。

しかし、売上金額のような客観的指標が全てとは限りません。せっかく目標を達成しても、あなたの活躍が上司や同僚の目に留まらなければ、「仕事ができる」という正当な評価を受けることはできないからです。仮に同じくらいの成果を出している同僚がいたとして、その同僚が成果をアピールするのがうまく人望が厚かった場合、その同僚のほうが先に昇進しそうですよね。

つまり、仕事ができる人とは、成果を上げているだけでなく、充分なコミュニケーション能力を持ち良好な人間関係を築いている人なのです。

仕事ができる人の特徴

具体的に、仕事ができる人の特徴とはどのようなものでしょうか? ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。

判断が早い

ビジネスの現場において、判断の早さはとても重要です。単純な例として挙げられるのは、案件Aと案件Bのうち一方を優先させ、もう一方を後回しにしなければならない場合。AもBも大事だからといって判断を迷っているうち、どちらの案件も中途半端な結果になってしまう恐れがあります。

判断のスピードを速めるには、物事の優先順位を決めておくことが大切です。「案件A>案件B>案件C……」というようにあらかじめ仕事の重要度を決めておけば、いざどれかを取らなければならないときにすばやく判断を下すことができます。

すばやく判断するためのほかの方法としては、「条件別にフルイにかけていく」というものがあります。例えば、部下10人のうちリーダーを1人選ばなければいけないけれど、どの部下も同じくらい優秀で悩んでいる場合。

まずは、何を基準にしてリーダーを選ぶのかはっきりさせましょう。そして、複数ある基準に優先順位をつけていきます。

「協調性>リーダーシップ>コミュニケーション能力」という優先順位で基準を決めたなら、順番に候補者を絞っていきましょう。「協調性」の条件で5人に絞られ、「リーダーシップ」の条件でさらに3人に絞られ……、という具合に、判断基準が明確になって選びやすくなるはずです。

レスポンスが早い

レスポンスの早さも、仕事ができる人の特徴です。カリフォルニア大学アーバイン校のジュディ・オルソン教授によれば、メールなど文字のみのコミュニケーションでは感情が伝わりにくいため、レスポンスの早さがそのまま相手の受け取る印象になるのだそうです。

自分に置き換えて考えてみると、相手にメールを送って3分もしないうちに返ってきたら、気持ちよくありませんか? 逆に、簡単な内容のメールの返信が2日後だったら、「面倒だったのかな」と思いませんか?

レスポンスが早いと、仕事の話がサクサクと進み、仕事の進捗がスムーズになります。時間がなくてどうしても長いメールが打てない場合、よく考えてから返信したい場合には「現在多忙のため、○○日までには返信します」と送っておくだけでもかなり印象は変わるでしょう。

行動が早い

レスポンスに限らず、スピードは仕事のどんな場面においても大切です。情報システムを扱う日本アイ・ビー・エム株式会社の元エグゼクティブ・プロジェクト・マネジャーで『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』(KADOKAWA、2016年)の著者でもある木部智之氏によると、スピードを意識しながら仕事をしている人と意識していない人の差は「累乗」の速度で開いていくのだそうです。つまり、半年、1年、5年と時間が経てば経つほど、スピードを意識する人としない人の差は大きくなっていきます

アイデアはあってもなかなか行動に移せない人は「行動しない言い訳」を自分でつくってしまっている可能性があります。「この資料はまだ完璧じゃないから」や「今はまだ取りかかる時期じゃないから」など、行動できない背景にあるのは完璧主義や後回し癖です。

頭の中で考えつづけるよりも、とにかく手を動かし、不完全でもいいので叩き台となる成果物を作りましょう。そして、その叩き台となるアイデアを同僚や上司と共有し、意見交換を重ねて洗練させていくほうが、仕事をずっと効率的に進めることができます。

計画的に行動する

計画性も仕事ができる人の特徴です。世界的ベストセラー『7つの習慣』(原題:The 7 Habits of Highly Effective People、1996年)の著者であり、経営コンサルタントでもあるスティーブン・R・コヴィー氏は、まず仕事の「終わり」を思い描くことからすべてを始めるべきであると記しています。仕事の完成形がわかることで、どの部分が重要なのか、どのような順番で進めていくべきなのかという見取り図が描けるのです。

見取り図が完成したら、タスクをなるべく細分化し、細かくしたタスクひとつひとつに締切を設けましょう。細かな締切があることで「常に締切直前」という状態になり、適度な緊張感が生まれます。さらに、ひとつひとつのタスクが小さいため、やる気が持続しやすく、パフォーマンスの向上につながります。

時間の使い方がうまい

仕事には常に制限時間がつきまといます。どんなタスクにも必ず締切があり、好きなだけ時間を使うことはできません。

そのため、仕事を効率的にこなすには、「時間をどうやりくりするか」というスキルが求められます。時間をやりくりする方法としては、「細かく締切を設ける」ことだけでなく、「スキマ時間」の有効活用することも有効です。

メールの返信などの小さなタスクは、会議が始まる前の待ち時間や移動中など、ちょっとした時間で片づけられますよね。スキマ時間中に小さなタスクをこなせば、空いた時間を大きなタスクのために割くことができます。そうすれば余裕をもって計画を進めたり、成果物の質を高めたりすることが可能になるのです。

人に仕事をお願いする

「仕事ができる人」に対して「仕事を1から10まで自分の力でバリバリこなせる人」というイメージを持っているかもしれません。しかし、「仕事ができる人」は何でも自分でやってしまう人とはかぎりません

「適材適所」という四字熟語が示すように、各々が自分の役割をこなし、得意なことを活かすことができたとき、仕事は最も効率的に進んでいきます。そして、仕事ができる人は、そのことをよくわかっているのです。

だから仕事ができる人は、自分が得意でないこと・自分がやるべきでないことを的確に見分け、同僚にお願いすることができます。結果として、チームで優れた成果を挙げることができるのです。同僚に仕事を頼めるコミュニケーション能力を持ち、成果を出している人は、仕事ができる人で間違いないでしょう。

身だしなみが整っている

ささいに思えるかもしれませんが、身だしなみも仕事のパフォーマンスに深く関わっています。ノースウェスタン大学などの研究によると、何を着るかによって性格や能力に変化が現れるそう。例えば、白衣を着ると「注意深さ」や「慎重さ」が増し、スーツなどのフォーマルな服を着ると「抽象的思考力」が高まることが実験によって判明しています。

身だしなみを整えることで、周りの人に与える印象が良くなるだけでなく、自分の気持ちを引き締めることができるのです。あなたの周りにいる「仕事ができる人」を思い浮かべてみてください。多くの人は身だしなみが整っているのではないでしょうか。

きちんとあいさつできる

落語家の桂枝雀氏は「あいさつは、自分は敵ではないという合図である」という言葉を残しています。動物と違い、人間の感情は内部に秘められているため、無言で顔を合わせるだけでは意思疎通ができません。あいさつによって、自分が無害で社会性のある人物だということを相手に理解してもらえるのです。

あいさつの際に気を付けるべきポイントは、以下の4点。基本を心がけることで、相手に与える印象は大きく変わります。

  • きちんと目を合わせる
  • はきはきと話す
  • 早口にならないようにする
  • 相手の名前を呼びかける

人への気遣いができる

仕事では協同やチームワークがつきもの。常に気遣いを忘れず「一緒に仕事をしていて心地いい人」と思われることが大切です。人間関係が悪くなってしまうと、チーム全体の士気が落ちたり、コミュニケーション不足で仕事が滞ってしまったりなどの悪影響が生じかねません。

「相手の話を覚えておく」「相手の意見を否定せず、まずは受け入れる」など、相手のことを気にかけているというメッセージを態度や言葉で伝えることで、気持ちのいい人間関係を築くことができます。

笑顔でいる

笑顔はコミュニケーションの基本です。笑顔でいることで印象が柔らかくなり、相手が心を開いてくれたり、話しかけてくれやすくなったりします。

笑顔には、人間関係を良好に保つだけでなく、以下をはじめとする多くのメリットがあります。「うまくいっているから笑顔になれる」ではなく「いつも笑顔でいるからうまくいく」のだと信じ、仏頂面より笑顔でいる時間を増やしましょう。

考えを伝えるのがうまい

他者と協調しながら仕事を進めるためには、言語能力も重要です。上司や同僚に考えを伝えるにも、クライアントに商品・サービスの魅力を伝えるにも、明確に分かりやすく伝える力が求められます。

言語能力を高める方法のひとつに「T字型思考法」というものがあります。T字型思考法とは、浮かんだ考えに対して「なぜ?」「それで?」「本当に?」の3つを問いかけることによって思考を深めていくフレームワークです。T字型思考法によって、あるアイデアの背景や展開、真偽について、考察を掘り下げていくことができます。

さっそくT字型思考法を試してみましょう。たとえばあなたが社内報を制作する担当者だとします。そして「人事部門の人にインタビューしてみよう」と思いつきます。この思いつきに対し、3つの問いを投げかけてみましょう。

  1. なぜ?
    →何を期待されて採用されたのか、社員が自覚できるから
  2. それで?
    →人事部門へのインタビューは初めて掲載するから、読者から反響がありそう
  3. 本当に?
    →本当に反響があるだろうか? そもそも社内報は読まれているのだろうか?

数字で表現する

経営支援事業を手掛ける株式会社武蔵野の社長・小山昇氏は「会社では数字が人格をもつ」と言っています。つまり、ビジネスにおいて「自分はどれだけの成果を出したのか」「この商品を買うことでどんなメリットがあるのか」などあらゆることを数値で表現できる能力が何よりも重視されるのです。

たとえば「今期の営業がすごくうまくいきました」「この商品は大変人気で、多くの人に買われています」のようにあいまいな表現よりも、「前年同期比で47%の利益増でした」「Amazonのカテゴリ別売上ランキングで半年間1位をキープしました」のように数字で表現したほうが具体的かつ客観的で、説得力がありますよね。

数字を使った表現力を鍛えるには、身の回りにあるものを数字に置き換えて考える習慣を付けましょう。たとえば朝の通勤電車にはおよそ何人が乗っているのか、電車が10分遅れたらいくらの損失が出るのかなど、目に入ったものの価値を数値的に想像してみましょう。詳しくは「地頭力が鍛えられる『フェルミ推定』。日本の電柱の数、あなたは推定できますか?」をご覧ください。

整理整頓している

空間心理学の研究により、部屋の環境は人間の心理状態に深く関わっていることがわかっています。部屋が散らかっている人は心に迷いが多く、綺麗に片づいている人は思考もスッキリと整理されているのです。

部屋の中に置くものをなるべく減らし、整理することを心がけましょう。要るものと要らないものを自分の中ではっきりと区別し、必要最小限のものだけを置くことで、迷いや混乱の少ない生活を送ることができます。

情報収集している

仕事ができる人には知識欲が旺盛な人が多いようです。一流のビジネスマンほど、仕事に関わることばかりではなく、一見何の役にも立たないような知識を積極的に収集しています。集めた知識はしだいに歴史や経済、科学や芸術など様々な分野とリンクし始めて「教養」となっていき、人間としての器を大きく成長させてくれます。

『思考の整理学』(筑摩書房、1983年)の著者として知られる英文学者・外山滋比古氏によると、教養を身につけるための最も良い方法は「乱読」なのだそうです。「普段は手に取らないけれど、なんとなく興味が沸いた本」を積極的に読んでみることで、見識を広げることができるのです。「仕事ができる人」を目指すには、とにかくいろいろな本を手にとってみましょう。

仕事ができる人の特徴

仕事ができる人になるには

仕事ができる人の特徴を14個紹介しました。「判断を下すのが早い」「笑顔である」などの習慣を身につけるには、もっと根本的な「4つの習慣」を身につけておく必要があります。まずは以下の4つを心がけてください。

充分な睡眠をとる

頭脳労働者であるビジネスマンにとって、脳は大切な資源。1日の終わりに脳を休ませる「睡眠」は、はつらつと仕事をするには不可欠な要素です。

睡眠コンサルタントの友野なお氏によれば、睡眠不足だと、アルコール摂取時と同じくらい脳の機能が落ちてしまうそう。集中力・注意力・判断力など、ビジネスに必要な能力のほとんどが低下しているのだそうです。

ペンシルべニア大学は、睡眠と作業パフォーマンスの関係について実験しました。被験者は8時間睡眠、6時間睡眠、4時間睡眠という3つのグループに分けられて生活したところ、4時間睡眠を1週間続けたグループは、認知機能が徹夜後と同じレベルまで落ちていたそう。6時間睡眠のグループは2週間目に、徹夜後と同じ認知機能になっていました。

つまり睡眠不足は雪だるま式に蓄積し、長期的に脳の機能をむしばんでいくことが判明したのです。「あと1時間だけ」とついダラダラ夜更かししてしまうこと、あなたにはないでしょうか? たった1時間ずつでも、その睡眠不足はしだいに大きな負債となるのです。

日々の仕事を充実させるためには「どんなに遅くなっても0時までには寝る」というように決め、無駄な夜更かしは控えましょう。また、寝る前にはスマートフォンを使わずブルーライトを避ける、ストレッチで身体をリラックスさせるなどして、なるべく質の高い睡眠を確保しましょう。「寝る間も惜しんで頑張る」という価値観を捨て、毎日充分な睡眠時間を確保することが、仕事ができる人になる第一歩です。

早起きして朝食をしっかり食べる

マーケティング事業などを手がける株式会社アントレックスの調査によると、朝早い時間に起きる習慣のある人は、時間ギリギリまで寝ている人に比べ年収が高い傾向にあることがわかりました。仕事ができる人になりたいのなら、起床の時間を早め、余裕をもって朝の時間を過ごしましょう。

朝活」という言葉が一般に浸透したように、最も脳の疲労が少ない朝の時間帯は、勉強をするにも仕事をするにも最適です。脳科学者の池谷裕二氏によると、特にアイデア出しや問題解決のようなクリエイティブな物事が捗りやすいのだそう。たとえば前日の夜には解けなかった問題に、朝に再チャレンジしたところ、嘘のように解けてしまった、ということも起こると言います。

朝に目覚めたら、まずカーテンを開け、たっぷりと日光を浴びましょう。日光の刺激によって脳が覚醒しますし、メラトニンというホルモンの分泌が促されることで、その日の夜の眠りの質が高まります。

そして、起床時間を決めたらなるべく固定し、毎朝同じ時間に起きることを心がけてください。脳科学者の茂木健一郎氏によると、睡眠や食事など生理的な活動のリズムが崩れることは、大きなストレスになるのだそうです。平日はいつも7時に起きるけれど、休日になると昼まで寝てしまう……、ということはありがちですが、なるべく避けるようにしましょう。

また、高年収の人ほど朝食をしっかり食べる傾向も認められたそうです。朝食を食べることで脳にブドウ糖が供給され、脳が目覚めた状態で元気に仕事に向かうことができます。朝ごはんを食べないと、昼食を食べたときに急に血糖値が上がることになるため、昼休み明けに眠気に襲われ仕事のパフォーマンスが下がってしまう恐れがあります。仕事ができる人になるには、朝は早く起き、必ず朝食をとる習慣をつけましょう。

身体を鍛える

できるビジネスパーソンの多くは、運動をして身体を鍛える習慣を持っていると言われています。マイクロソフト社CEOのビル・ゲイツ氏、アメリカ元大統領のバラク・オバマ氏、サントリーホールディングス代表取締役社長の新浪剛史氏などが、継続的に身体を鍛えている著名人として挙げられます。

新浪氏によると、運動には頭脳を明せきに保つ効果があるのだそうです。実験からも、運動をすることにより特殊なタンパク質(BDNF)が分泌され、脳の発達が促されることが判明しています。脳と筋肉は別物と考えてしまいがちですが、実は両者の間には密接な関係があるのです。

そして、運動にはストレス解消効果もあります。運動によって、コルチゾールというストレス物質が減少するのです。さらに、身体を鍛えて筋肉量が増えるほど、ストレスに対する耐性そのものが高まることもわかっています。どうも精神的に打たれ弱い……とお悩みの方は、身体を鍛えてみるのもひとつの手かもしれません。

手軽にできるオススメの運動方法は、立命館大学スポーツ健康科学部の田畑泉教授が考案した「タバタ式トレーニング」。タバタ式トレーニングの特徴は「短い時間、全力で」トレーニングを行うことにあります。具体的には、20秒間全力で運動をし10秒休憩、その後また20秒全力運動、10秒休憩……というサイクルを、4分間続けます。

たった4分間ですが、内容が濃いぶんかなり良い運動になります。運動の内容は腕立て伏せやスクワットなど通常の筋力トレーニングで構いません。まずは1日1セットからでもいいので、少しでも身体を動かす習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。

プライベートを大事にする

「仕事ができる人」を目指すにあたって見落としがちなのが、プライベートの重要性です。仕事ができる人というと「四六時中仕事のことばかり」というイメージがあるかもしれませんが、実態は違います。仕事とプライベートの境目があいまいになると、脳の休む暇がなくなり、ストレスや疲労が溜まって仕事のパフォーマンスが落ちてしまうのです。

過ぎたるはなお及ばざるがごとし。仕事を頑張ることは大切ですが、頑張りすぎることはむしろ逆効果です。オンとオフを明確に切り替えるよう心がければ、オンのときにはシャキッと集中し、オフのときにはしっかり休むことができるようになります。

プライベートの時間を確保するには、まず仕事を家に持ち帰らず、オフィスで完結させることから始めましょう。「仕事ができる人の特徴」として紹介した計画性やスピード感を意識し「どうすれば時間内に仕事が終わるか?」と常に考えながら仕事に取り組んでください。

またオフの時間には、できれば1日1時間くらいはネット環境を絶ち、仕事関係の連絡に煩わされない時間を作りましょう。仕事の連絡が来るかも、と頭の片隅で思っていると、完全なオフモードになることができないのです。なるべく仕事のことは考えず、料理やストレッチなど、リフレッシュになる感覚的な活動に時間を割くようにしましょう。仕事ができる人とは、仕事もプライベートも同じくらい大切にする人なのです。

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仕事ができる人の特徴や習慣を解説しました。仕事ができる・できないというのは一見漠然とした言葉ですが、ひも解いてみれば、自己管理や人への気遣いなど、基本的なことを徹底して行なえる人のことなのだ、ということがわかったかと思います。

今回解説したことを一度に実践するのは難しいかもしれませんが、どれかひとつずつでもいいので試して、「仕事ができる人」に近づきましょう!

(参考)
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【ライタープロフィール】
佐藤舜
大学で哲学を専攻し、人文科学系の読書経験が豊富。特に心理学や脳科学分野での執筆を得意としており、200本以上の執筆実績をもつ。幅広いリサーチ経験から記憶術・文章術のノウハウを獲得。「読者の知的好奇心を刺激できるライター」をモットーに、教養を広げるよう努めている。

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