教養
日本の伝統的な概念「守破離」という言葉をご存知でしょうか。物事を極める際に重要だとされている言葉で、伝統芸能に端を発したものですが、現代ではビジネスや音楽、スポーツなど様々な場面に応用されています。今回は「守破離」の概念について説明し、私…
子どもの頃、どれくらい図書館を利用していましたか? 学校の図書室で本を借りたり、放課後に友だちと地元の図書館に集まって過ごしたりした経験はないでしょうか。 昔は図書館が身近だったけれど、大人になってからすっかり行かなくなった……という人も多い…
「ゲームをやるとバカになる」根拠も無くそのように言われて育った人は、少なくないのではないでしょうか。私の家庭もそのような方針で、ゲームを買い与えられたことは一度もありません。 ゲームをすることは、脳にとって良いのか悪いのか? これは以前から…
相対性理論を簡単に言うと? 特殊&一般相対性理論をわかりやすく説明しています。
量子力学について、どれくらいご存じですか? 量子力学は、われわれよりもはるかに小さな世界で起きることを記述するための理論です。 小さな世界での出来事なんて自分には関係ない、と思うかもしれません。数学が苦手な人にとっては特に、避けて通りたい分…
カタカナの並ぶ科学用語。ゲームやアニメに登場することもあり聞き覚えはあっても、その難しそうな響きに尻込みして、意味も分からないまま過ごしている、という人は少なくないでしょう。理系を専門にしていない人でも、そんな科学用語の意味が分かったらち…
過去の偉人達が残した名言の数々。どれも示唆深く、私たちにより有意義に生きるヒントを与えてくれるものです。 しかしそうした名言のうちのいくつかは、本当の意味とは違って解釈されていることがあるようです。後世にまで受け継がれてきた言葉ですから、…
ものすごく速いことを「光のように速い」と表現する場合がありますよね。「1秒で地球を7周半」と言われるように、光の進むスピードは非常に速いことが知られています。 では、この世に「光より速いもの」はあるのでしょうか? この記事では、光の速さとタキ…
これまで大学院進学というと「研究者を目指す人のための場」のように考えられていましたが、現在では学部卒業生のうち半数以上が院に進学する大学もあるほど、大学院が当たり前になってきました。多くの場合は所属大学の院へそのまま持ち上がり、他大学の院…
日本語には、「え、そんな意味だったの!?」と驚いてしまう、意外な表現がたくさんあります。自信をもって熟語や慣用句を使っていても、本来の意味を知らないと恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。 この記事では、誤用されがちな熟語・慣用句を厳選…
「期待値が高い」という言葉を、「良い結果が期待できる」という意味で使っている人をよく見ます。しかし、本来「期待値」とは「値」であり、数字で表される確率論の用語です。でも、あまりなじみもないし、ちょっとわかりにくいものですよね。 そこで今回…
皆さんは女性脳と男性脳という言葉を聞いたことはありますか? ここ数年流行りで、ずいぶんと本も出版されています。「女性は感情的で論理的に考えることが苦手、男性の方が数学が得意で感情を理解するのは苦手。これらは脳の構造が男女で違うから仕方ない…
高齢社会、年金制度に農業の人手不足、今の日本には知っておくべき「社会問題」が山積みです。こういった時事的な社会問題は、毎日新聞をしっかり読んでいれば落とすことはありませんが、逆に言うと時間が取れないと情報は一瞬で流れ去ってしまいます。 取引…
いよいよ秋も深まり、寒さと乾燥が強まってきましたね。これからの季節手放せないのが「リップクリーム」。最近は男性がメンソレータムを塗っている姿も普通に見かけます。このリップクリーム、実はつら〜い深夜の勉強の優秀なお助けアイテムだということを…
みなさん、漢字の使い方に自信がありますか? よく知っているものでも「あれ、どっちだったっけ?」と一瞬考えてしまう漢字ありますよね。 文化庁のホームページには間違えやすい異字同訓がまとめられています。今回は、その中から間違えやすそうなものをピ…
ノーベル物理学賞を東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章教授が受賞しました。受賞理由は、 for the discovery of neutrino oscillations, which shows that neutrinos have mass (出典:Nobelprize.org(2015)) つまり、ニュートリノが質量を持つということの…
自分のスマートフォンの連絡先一覧を確認して欲しい。あるいはチャットアプリでもいいし、SNSでも構わない。「ともだち」は何人いるだろうか。 実は、人間の脳の容量から考えて、友人の数は「150人」が限界だと言われている。思い浮かべてみて欲しい。あなた…
受験の時に文理選択で悩まれた方、いませんか? そして大人になってからも「私は文系だから」「私は理系だから」と自分にレッテルを張り、特定の分野に挑戦することを避けてはいませんか? よく聞くのは「私は文系だからコンピューターが苦手」「理系だから…
ここでみなさんに問題です。 本を読んでいる時と、ネットで情報を検索している時、どちらが脳を活性化しているでしょうか。 正解は、なんとネット検索。 今日はちょっと気になる研究をご紹介しながら、「ネット検索」について考えてみましょう。 ネット検索…
人工知能=AIの進化が止まりません。 今から10年後には、人間がする仕事のほとんどがAIに取って代わられるとも言われています。でも、一体人工知能って何? 人間の脳みそと何が違うの? どうしたら人間はロボットに負けないの? そう疑問に思う人は多いはず…
学校の友達と一緒に帰っている時、あるいは会社の同僚ともうすぐ受けなければならないテストの話をしている時。 「昨日、過去問が全然進まなかったんだ~」 「俺も俺も。昨日は帰ったらすぐ寝ちゃってさ」 というような会話が、ちらほらと聞こえてきます。こ…
皆さん、「グロースハッカー」という仕事を御存知ですか?日本ではまだあまり聞き馴染みが無い職業ですが、今アメリカのシリコンバレーでは、データサイエンティストと並んで最も人気のある仕事の一つであると言われています。 グロースハックとはどんな仕事…
皆さん東京大学について、どのくらいご存知ですか? 「頭よさそう」 「メガネかけてそう」 「ヘンな人多そう」 こんなイメージかもしれません。それも間違っていないでしょう。しかし、東大は、実はけっこう知られていない面白いところがあるのです。今回は…
「どうせ私は数学の才能がないからこれ以上勉強しても無駄だ。」こう思った経験のある方はいませんか? 受験勉強で数学が苦手だ、という人は多いと思います。数学が苦手な人から見れば数学が得意な人は「天才」に見えてしまうことさえあるでしょう。 もちろ…
勉強、楽しいですか? 学生でも社会人でも、勉強が好きで好きでたまらない、なんて人はあんまりいないと思います。 でも、それはもったいないことだと筆者は考えています。複雑な方程式を解くことや、選択肢の中から登場人物の心情を選ぶことが勉強ではあり…
なめこ栽培、パズドラ、ラインポップ……。 様々なソーシャルゲームが流行っていますね。 みなさんもなにか一つくらいはハマったことがあるのではないでしょうか。 手軽にできて、なかなかやめられない。 気付けば何時間もすぎていたなんて経験が私にもありま…
「私は文系だから、数学的なセンスが無くて……」 教育に携わっていると、折に触れて、このような発言を耳にすることがあります。 そこで今回は、巷でまことしやかに囁かれる「女子は数学が苦手」が本当かについて検証して参ります。 「数学的センス」とは何か…
みなさん、暗記するときってどんな体勢で勉強していますか? 勉強机に座って?電車の中でつり革につかまりながら?それともお風呂の中でリラックスしている時に? どんな体勢をしているか気にした人はいても、自分の「手」がどんな格好になっているか。気に…
数学なんて難しくて嫌い。受験のためには頑張ったけど苦手という人が多いのではないだろうか。 じゃあ数学大好き、数学が得意な人の頭の中はどうなっているんだろう?どんな子供時代を過ごしたのだろう? 気になりませんか? 今回は筆者が見つけた数学好きの…
メガネをかけている人ってなんだか知的なイメージありますよね。私も高校時代、メガネをかけている男子が軒並み頭がよく見えて、憧れたものです。 ですが、メガネをかけると実際にちょっぴり頭がよくなるってご存知でしたか。 今回はメガネをかけると頭がよ…
どういう環境で勉強すればいいのか。多くの人が悩んできた問題だろう。 そんな中でも、賛否両論分かれるのがこの三つではないだろうか。 「勉強中は音楽を聞くとよい」 「ガムを噛むと勉強に集中できる」 「友達と一緒に勉強するとはかどる」 筆者自身、受験…
選択式のマークテスト。絞りに絞った末に残った選択肢は二つ。そういえばさっき2番だったから今度は3かな?いやでもちょっとこれ怪しいよな……。よし、思い切って! 学生時代、こんな葛藤に苛まれた経験はないでしょうか。もちろん実力で正答を導き出せればい…
(画像引用元:不便益システム研究所|素数ものさし) 素数ものさしをご存知ですか? 竹細工に手作業で焼印が施されたこのものさし、インターネット上で話題になり売り切れが続出したことで、知っている人も多いはず。 見ての通り、目盛が素数しかありません…
みなさんは、周りの目を気にして好きなことができなかった経験はありますか? 人と違うのってなんだか不安になりますよね。特に日本人の私たちだとなおさら。 でも、いつも人と同じじゃつまらないし、多数派が正しいとも限りません。 そこで、このような心理…